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シホさん のコメント

周防監督の「それでもボクはやってない」を思い出しました。
映画を見終わった後、とても考えさせられました。
真実を判決するのも人間...
100%の判断なんて難しいのだろうから、一番確実なのはやはり車両を分けるべきだと思います。
犯罪からの予防、です。
分けるって、そんなに大変なことなのかなぁ。
郊外から乗ろうと、どこから乗ろうと、利用する客は皆「乗客」ですもの。
No.3
101ヶ月前
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 上りの湘南新宿ラインが東京のターミナル駅で大量に乗客を降ろしたところでホームから女性の大きな声が聞こえてきた。 「すいません!この人触りました!」  語勢の強い、身が縮こまるような声だった。 「知らねーよ!放せよ!急いでんだよ!」  続いて反論するかのような男性の声。ホーム側の扉から一番遠い奥のシートに座っていた僕から二人の姿は見えなかったけれど、やりとりから推測するに女性は男性の腕か何かを掴んでいるようだ。 「すいません!」  助けを求め続ける女性の声に急速に人が集まって来たようだ。 「この人痴漢です!」  女性がはっきりとそう告げた時には、男性の声は聞くのも辛いほど悲痛なものに成り下がっていた。 「知らないよ!やってないよー!」  それは今この瞬間、自分の人生が終わったことをはっきりと宣告された人間の断末魔のように聞こえた。  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。