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m.m.さん のコメント

天皇といえども生身の人間であり、程度の違いは別にしても高齢による痴呆症状は避けられない。体調が悪いというだけで、国賓の接遇を皇太子に任せれば、相手国に失礼とも考えられる。
今回の天皇の発言は、そうした事実を国民に認識させたということだろう。

これを受けて安倍首相が「重く受け止める」と発言したのは、多くの国民が感じた意味とは違い、「何でこのタイミングなんだ」という思いだったのではないか。
参議院でも2/3の議席を得て、さあ「憲法改正だ」と意気込んだ時点での天皇の発言。皇室典範の見直しを急がなくてはならなくなり、出足を挫かれた悔しさが露骨に感じられた。
古くから右翼政治家は、天皇を大切にするのは見せかけだけで、第二次大戦にしても天皇の発言を封じながら「天皇の命令である」と国民を騙すなど、自分たちに都合良く「利用していた」のである。A級戦犯を靖国神社に合祀した時も「天皇のご意向」にしようとしたが、天皇が産廃を取りやめたことでウソだと判明し失敗したに過ぎない。
No.3
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:天皇の退位へのメッセージは極めて鮮明である。「次第に進む身体の衰えを考慮する時、 象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と語られまし た。そのうえで、「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひ とえに念じる」と発言された。 2:安倍政権は「天皇の退位」意向をこれまでできるだけ過小評価しようと努めてきた。 ・「宮内庁は7月 13 日、報道陣との質疑応答で「そのような事実は一切ない」と報道の内容を全面的に否定しました。一夜明けた 14 日も、宮内庁幹部らは陛下が生前退位の意向を宮内庁に示されたという内容を一貫して否定しています。」(テレ朝ニュース) ・そもそも生前退位問題は NHK が報道したが、これは宮内庁を管轄する社会部が報道に踏 み切ったもので、官邸を担当する政治部はその報道を極力抑えにかかっていたと報じられ た。 ・そして、生前退位の意向
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。