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のぶたろうさん のコメント

アメリカの国務省報道官は日米安保条約に基づき中国側の尖閣に対する日本の施政権を損なう一方的な挑発行為には対抗すると発言をしている、どの様な条件の下で何処までその約束を守るかだろう。「米国で重要な職にある政治家はこのランド研究所の結論を理解しています」との事だが日本の政治家はどうでしょうか?
最近の中国海警局巡視船の尖閣海域への侵入に対する日本外務省の高飛車な抗議は度を越したものだった。先ず、漁船が多数現れている接続水域や周辺のEEZは、日中間の漁業協定で双方の漁船の操業が認められており、互いに自国の漁船の管理指導は各々の国が行う事になっていた筈だ、岸田外相の強硬な抗議に対し中国の程駐日大使は「中国側のエスカレートという批判はあたらない。中国漁船の活動が増えていて、関連の指導や事態が複雑化しない努力をしている」と説明している。日本側はこの問題を利用して米国の走狗として南シナ海問題と関連付け、日本の安保法制と防衛予算の為に危機を煽っているのではないか。
先週の中国漁船のギリシャ船籍貨物船との衝突、沈没事故を契機に一連の漁船終結と中国公船の領海・接続水域侵入の騒ぎはピークを超えたかに見えるが、まだ判らない。
日本の海保巡視船による中国漁民救出に対し中国側は謝意を表明した、何が緊迫だ。
何事も冷静に対処する必要がある。アメリカを日中尖閣戦争に巻込む前に日本は日中間の危機管理ホットラインの設置交渉を再開すべきだ、その際日本は中国が応じない等を言わずに、先ずはは尖閣水域も対象海域(係争海域として)に含む事に合意すべきだ。日本は領土問題不在との立場でそれを認めない為に中国が合意しないと聞いた。
No.8
99ヶ月前
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尖閣問題を考える②法律論を越えて、軍事バランスの観点から、米国は尖閣諸島をめぐり中国軍と戦うことはあるでしょうか。実は尖閣諸島周辺では中国が優位に立っています。 ランド研究所は、カリフォルニア州サンタモニカに本部を持つ米国屈指の軍事研究所です。ランド研究所に関連した人々のリストを見れば、その影響力の大きさがわかります。  ヘンリー・アーノルド(ランド創設者):原爆投下時の元空軍司令官 ドナルド・ウィリス・ダグラス(ランド創設者):ダグラス・エアクラフト社社長 ケネス・アロー : ノーベル経済学賞受賞 ハーバート・サイモン: ノーベル賞経済学賞受賞 ポール・オニール:元財務長官 ジョン・ナッシュ :ノーベル賞経済学賞受賞 ドナルド・ラムズフェルド:元国防長官 コンドリーザ・ライス:元国務長官 トーマス・シェリング:ノーベル経済学賞受賞 フランク・カールッチ:元国防長官 ハロルド・ブラウン :元国防長官 ウォルター・
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。