• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

「核の傘など始めからなかった」というお話は実によく理解できます。なのにヒラリー・クリントンやジョン・マケインがプーチンをヒトラー扱いし、「核戦争も辞せず」とすごむのは一体どういうことなんでしょうか。北朝鮮の宣伝機関が「ソウルを火の海にする」という類の粗悪な「狂人の理論」を応用した口げんかの一種でしょうか。いや、そんな理論じゃない。私は精神の異常性をマケインやヒラリークリントンの言動に感じるのです。

でも、21世紀に入っての米国の戦争は本質的に変わってきたと思います。米国はアルカイダやイスラム国や無人機ドローンを使った陰湿な戦争をすることにいやに熱心です。この陰湿な戦争に西側の中から非を唱える有力な動きが見られない。困ったことです。中国やロシアに頑張って貰って米国のやくざまがいのテロ行為を止めて欲しいと願うばかりです。
No.2
99ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「日本は核の傘によって、ロシアや中国の核兵器から守られている」と言われるのを、私たちはよく耳にします。  ここでいう「核の傘」とはなんなのでしょうか。  もちろん、文字通りの「傘」が日本上空に漂っているわけではありませんし、ロシアや中国が撃ってきた核弾頭ミサイルを撃ち落とすシステムがあるわけでもないのです。日本を攻撃する中距離弾道ミサイルは、秒速二〇〇〇メートルから三〇〇〇メートル、長距離弾道ミサイルにいたっては秒速七〇〇〇メートルの速度で落下してきます。これを撃ち落とすことなど、現実的にありえないのです。 「核の傘」は次の手順を踏みます。 ①特定の紛争で日本が中国に合意しないと、中国は日本に「核兵器を撃つぞ」と威嚇する。 ②日本は米国に「中国から核兵器で脅迫されている。助けてくれ」と頼む。 ③米国は中国に「日本を核兵器で脅すのを止めろ。日本を核攻撃したら、その報復に中
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。