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フレデイ タンさん のコメント

私はこの種の問題解決にはその傾向の本質的な部分を捉え対策を考え実行していくことが大切ではないかと思うのです。そしてTPPへの安倍政権の取り組みが一見狂ったように見えますが、この政権の真の志向性を把握すれば全く矛盾しないのではないかと、むしろ、ふさわしい行為だということになってしまうのです。

安倍政権はイスラエル・リクードの戦略から学んでいるように私には見えます。リクード党首でありイスラエル首相のネタニアフは米国議会でスタンデイング・オベイションでもって大歓待されました。彼のスピーチの趣旨はイランを征伐して中東全体を平伏させるということでした。安倍首相もそのあと米国議会で演説しました。その内容は総花式でネタニアフの領土的野心を思わせるものは巧妙に隠されていましたが、中国大陸や朝鮮半島の北半分ではその受け止めは複雑だったでしょう。

続く
No.3
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今次国会で安倍政権は TPP 批准を最優先課題としている。  こんな馬鹿げた政策はない。米国が現TPPを批准することはない。  まず、 TPP, 貿易協定は大統領選挙で、最大の案件となっている。  共和党候補トランプは明確に反対である。  民主党候補、ヒラリーの立場は複雑である。  彼女は基本的に TPP 支持である。しかし、民主党大統領候補戦でサンダースが TPP 反対を掲げ、激しく追った。  ここからヒラリーは態度を変えた。  最初は、「私は TPP を支持していたが、この TPP 案は自分の考えるものでないので反対」といった。  しかしそれでも、攻撃され続けると、「私が大統領になっても TPP は行わない」と態度変更した。8月 11 日ミシガン州で演説し ” 環太平洋連携協定( TPP )は職を奪う。選挙が終わって大統領になっても反対だ”と強調」(共同)した。  ヒラリーは本来 TPP 推進ではあるが、民主党の大多数は TP
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。