今次国会で安倍政権はTPP批准を最優先課題としている。

 こんな馬鹿げた政策はない。米国が現TPPを批准することはない。

 まず、TPP,貿易協定は大統領選挙で、最大の案件となっている。

 共和党候補トランプは明確に反対である。

 民主党候補、ヒラリーの立場は複雑である。

 彼女は基本的にTPP支持である。しかし、民主党大統領候補戦でサンダースがTPP反対を掲げ、激しく追った。

 ここからヒラリーは態度を変えた。

 最初は、「私はTPPを支持していたが、このTPP案は自分の考えるものでないので反対」といった。

 しかしそれでも、攻撃され続けると、「私が大統領になってもTPPは行わない」と態度変更した。8月11日ミシガン州で演説し環太平洋連携協定(TPP)は職を奪う。選挙が終わって大統領になっても反対だ”と強調」(共同)した。

 ヒラリーは本来TPP推進ではあるが、民主党の大多数はTP