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フレデイ タンさん のコメント

私みたいな浅学の徒が孫崎先生の著作に触れて問題意識を抱き始め国際問題を考えるようになって4,5年しか経っていない。そんな私が破廉恥なことと知りながら敢えて把握する問題の構造を示すとすれば、次のようなことになります。

第二次大戦をファイナンスしながらロックフェラー財団らが考えたことはドイツのナチズムと日本の軍部がロシアと中国をそれぞれ平伏させようとした野望を自分らが改めて踏襲しAMERICAN CENTURY(米国の世紀)を掲げ米国政府と人民を梃子に使いロシアと中国を服属させるということである。その為の戦略は戦後まもなく積極的に進められ今日に至っている。しかし、弐年前の米国によるウクライナ侵略に端を発して中国とロシアは日米同盟を遥かに超える同盟関係を構築するに至った。それだけでなく、この弐国はEURASIAN CENTURY(ユーラシアの世紀)を明確に打ち出し前に進み始めた。この中ロ同盟が目指すものは、ロックフェラー財団等が進める米国の世紀が私的な強欲に基づくものと180度違って、強欲を抑える形で進められている。その分、受け入れる諸国には負担が小さい。アフリカ、アジア諸国に人気がある。結果、米国の世紀は行き詰まりつつある。米国の世紀が見直しをしないで既定路線を進もうとするなら、その先にキノコ雲が発生するのは間違いない。

続く
No.3
90ヶ月前
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  A 事実関係「プーチン氏、北方領土交渉「期限設定は有害」( 10/28 日経)  ロシアのプーチン大統領は 27 日、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉の見通しについて「期限を決めるのは不可能で、有害ですらある」と明言。「解決を望み、そのために努力するが、いつどのように行われるか、今は答えられない」とも述べ、早期解決を目指す日本側をけん制。  ロシア南部ソチで開いた有識者との会合での質問に答えた。中国との領土交渉で合意した前例にも触れ「中国とは戦略的なパートナー以上の、これまでにない協力のレベルに達した。日本との関係はそのような質に至っていない」と説明。  一方で「日本とロシアはすべての問題を最終解決することに関心がある。互いの国益に合致しているからだ」と強調。「将来を見据え、我々が共に取り組まなければいけない」とも述べ、領土問題の解決への意欲を改めて示した。  一連の発
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。