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フレデイ タンさん のコメント

トランプ政権のこのような傾向は世界平和を念じる私にとっては歓迎すべきことです。しかし、米国は残念ながら世界政策遂行に於いては大統領はガバナビリテイを確たるものとして保有してない。それはあたかも大日本帝国時代満州の関東軍やその直下の特殊工作秘密組織が勝手な行動を起こしたようにNATO,CIA,モサド等々が結構我が物顔で動いているのです。

米国とイスラエルの極右は大イスラエル構想(ナイル川からチグリス川までを支配下に置く)を実現すべく日夜暗躍しています。勿論、カギはレバノン、シリア、イラクを日本、韓国、エジプト、サウジの如く米国に服属させることです。シリアやイラクにはシオニズムを受け入れることが出来ない、パレスチナ人を見放すことが出来ない人々が大勢いることでその構想はうまく行きそうにないということでしょうか。そして、シリアやイラクに住んでいるそういう真摯の人々に手を差し伸べて支援している国がロシアと中国とイランです。とにかく、大イスラエル構想(ヒトラーのロシアの大地を支配する大ゲルマン構想からヒントを得て居る)なんてアナクロニズムは21世紀にはふさわしくないと私は強く思っています。

それにしても、主権国家であるシリアの承認も取ってないのに米国は勝手に特殊部隊をシリアに潜入させているのは一体どういう了見に基づくものなんでしょうか。米国には国際法の概念は全くない。

No.2
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A:事実関係 4月1日ウオール・ストリート紙報道骨子「 Reshaping Syria Policy, Sets Aside Demand for Assad’s Ouster ― Trump has aligned himself more closely with Russia’s views ― and Iran’s 」 ・トランプ政権高官(複数)は「ワシントンは最早、アサド追放を重視していないと公式に述べている。 ・ホワイトハウスと国務省は①アサドの運命はシリア国民次第である②シリアにおける米軍はイスラム国と戦うことに焦点を当てているというメッセージを出してきている。 ・かかる政策はオバマ政権の政策からの離反である。オバマは即座のアサド追放を呼び掛けてきた。 ・この方針は国務長官、米国連大使、大統領補佐官によって述べられてきた。米国のヘイリー国連大使は30日、内戦が続くシリア
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。