A:事実関係 4月1日ウオール・ストリート紙報道骨子「Reshaping Syria Policy, Sets Aside Demand for Assad’s Ouster ― Trump has aligned himself more closely with Russia’s views ― and Iran’s」
・トランプ政権高官(複数)は「ワシントンは最早、アサド追放を重視していないと公式に述べている。
・ホワイトハウスと国務省は①アサドの運命はシリア国民次第である②シリアにおける米軍はイスラム国と戦うことに焦点を当てているというメッセージを出してきている。
・かかる政策はオバマ政権の政策からの離反である。オバマは即座のアサド追放を呼び掛けてきた。
・この方針は国務長官、米国連大使、大統領補佐官によって述べられてきた。米国のヘイリー国連大使は30日、内戦が続くシリア
コメント
コメントを書く米国のイラン制裁解除によって、サウジアラビアの米国依存レベルの低減、ロシア仲介によるイスラエル接近など、中東情勢を一変する想像を超えた外交交渉が展開されているとみています。米国がアサド政権を維持する外的環境の変化が、アサド追放にこだわらず、シリア国民に任すという判断が出てきているのでしょう。イスラエルロビーが、イラン制裁解除で、「反トランプ」に動くとの指摘であるが、一方向に動く簡単な問題とみていない。
トランプ政権のこのような傾向は世界平和を念じる私にとっては歓迎すべきことです。しかし、米国は残念ながら世界政策遂行に於いては大統領はガバナビリテイを確たるものとして保有してない。それはあたかも大日本帝国時代満州の関東軍やその直下の特殊工作秘密組織が勝手な行動を起こしたようにNATO,CIA,モサド等々が結構我が物顔で動いているのです。
米国とイスラエルの極右は大イスラエル構想(ナイル川からチグリス川までを支配下に置く)を実現すべく日夜暗躍しています。勿論、カギはレバノン、シリア、イラクを日本、韓国、エジプト、サウジの如く米国に服属させることです。シリアやイラクにはシオニズムを受け入れることが出来ない、パレスチナ人を見放すことが出来ない人々が大勢いることでその構想はうまく行きそうにないということでしょうか。そして、シリアやイラクに住んでいるそういう真摯の人々に手を差し伸べて支援している国がロシアと中国とイランです。とにかく、大イスラエル構想(ヒトラーのロシアの大地を支配する大ゲルマン構想からヒントを得て居る)なんてアナクロニズムは21世紀にはふさわしくないと私は強く思っています。
それにしても、主権国家であるシリアの承認も取ってないのに米国は勝手に特殊部隊をシリアに潜入させているのは一体どういう了見に基づくものなんでしょうか。米国には国際法の概念は全くない。
>>2
近年の米国テレビ映画などを見ていると
米特殊部隊がある国で、その国の許可なく
作戦行動を取ることがざらにあります。
指揮官が部下に認識票を外せ、などと
やっています。
こんなものをしょっちゅう見ていれば
米国人は、米軍は世界のどこででも何をやっても
いいのだと錯覚することでしょう。
ロシア連邦がアサド政権を(西側の国際法違反の干渉から)
守る意思を明確にしたのでやむなくといったところでしょう。
イスラム国の生みの親は言うまでもなく息子ブッシュですが
育ての親はヒラリーなのは本当ですよ。
米国といえば、外国にずかずかと踏み込んで
勝手に人を捕まえて拉致連行してグァンタナモ
の檻にぶち込んでいるけど、日本は北朝鮮との
ダブルスタンダードを認めるのか。
>>3
全くその通りです。