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KUBOTAさん のコメント

 孫崎さんから今回紹介のあった「ルース・ベネディクト」氏も,以前に紹介あったインド「タゴール」氏も,日本人の特性・性質・習性を実に良く見抜いている.でも悲しいかなその通り.

 日本を私物化・独裁化している安倍晋三氏とそのお仲間の,国有財産や税金使途の詐欺的共謀行為が露見し「忖度」なる言葉が流行語となっているが,この言葉は主として公務員のヒラメ目線の行動形態を表現する用語のひとつと考えている.

 私達多くの日本人が「地図」に従う行動を好む理由,それは「忖度」ならぬ「損得」.生まれた時から「隷従社会システム」の中で育った人間の,世渡り・生活の知恵の「損得」「おこぼれ頂戴」の庶民の生活勘定に尽きるのかも知れない.でも生きる知恵は必要だが物を見る眼,判断の眼までも「損得」に委ねて欲しくないもの.

 独裁政治の奴隷と化すのが好みならば別だが,自分の考えを自由に表現出来る「民主主義」が良いと思えば,選挙制度がまだ生きている今,唯一出来る強力な世直しの方法は,「選挙」でアベ氏に「NO!」断罪の一票.(2017年5月2日)
No.8
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
戦略的思考の欠如②「菊と刀」 ルース・ベネディクトは 1887 年生まれ。「菊と刀」は 1946 年に出版。本書は戦争情報局の日本班チーフだったベネディクトがまとめた「日本人の行動パターン」を基に執筆された。邦訳『菊と刀』(社会思想社、 1967 年)より引用。 ・日本人は他のいかなる主権国にもまして、行動が末の末まで、あたかも地図のように精密に規定されており、めいめいの社会的地位が定まっている世界の中で生活するように条件づけられてきた。 法と秩序とがそのような世界の中で武力によって維持された(徳川幕府の)二百年の間に、日本人はこの綿密に企画された階級制度をただちに安全ならびに保証と同一視することを学んだ。彼らは既知の領域に留まっている限り、既知の義務を履行している限り、彼らの世界を信頼することができた。匪賊は制圧されていた。大名間の内戦も防止されていた。 人民はもし他人が自分の権利を侵したことが
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。