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フレデイ タンさん のコメント

>>11
自衛隊を合憲としつつ集団的自衛権は違憲であるというのは、繰り返し言いますが、長年論議して落ち着いた国民の総意なんです。アクロバテイックとか結論の鵜呑みとか言うのは言論の自由ですから別に気にしませんが。

ここで付け加えたいことがあります。憲法解釈、運用論から若干かけ離れますが、重要なことだと思います。
1.日本国憲法がアジアへの先般の侵略戦争に対する贖罪の意味を帯びているということです。ここに盛り込まれた言葉を弄るのは日本国民だけに与えられた権利ではなく東アジアの同意もないと道義上許されないということです。
2.イギリスには憲法はありません。世界を圧倒的な武力で略奪して繁栄を極めた国ですから、憲法なんてないほうが都合が良かった。今も憲法を作ろうとはしていないように見受けられます。一方、我々には敗戦直後にスタートした見事な憲法がある。憲法の内容は理想かも知れませんが、現実の政治がこの理想的な原点に近づく方向で営まれて行くものだと考えれば、何と素晴らしいことでしょう。憲法の文言のないイギリス、平和憲法という理想の文章をいただく日本、常に憲法の内容を書き換え世界で戦争するアメリカ、という風に並べれば、日本がベストだと思いますね。
No.18
91ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係:4日朝日新聞 安倍首相(自民党総裁)が憲法記念日に、憲法改正で新たな目標に踏み込んだ。憲法に規定がない自衛隊の条文を9条に盛り込み、2020年に改正憲法の施行を目指す方針を明言。衆参各院で3分の2を占める「改憲勢力」を背景に、議論を加速させる思惑が前面に. 最近は憲法改正で具体的な発言を控えていた首相だが、このメッセージでは姿勢を一変。長く改憲論議の核心となってきた9条について、「自衛隊を明文で書き込むという考え方は、国民的な議論に値する」と言い切った。20年に「新しい憲法」の施行を目指すとも明言。18年9月の自民党総裁選で3選されることを前提に、憲法改正に突き進む姿勢を明確にした。  首相は昨夏の参院選で大勝し、衆参各院で改憲に積極的な勢力が国会発議に必要な3分の2を上回ってから、慎重に改憲シナリオを検討してきた。首相側近は昨秋、首相の持論だった戦力不保持を定める9条2
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。