フレデイ タンさん のコメント
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選挙後、朝日新聞は「自民惨敗過去最低」、読売新聞は「自民、歴史的惨敗の23議席」、毎日新聞が「自民歴史的惨敗」、東京新聞が「自民が歴史的大敗」と報じた。自民党の告示前の議席が57、それが23。自民党の都議会での最低議席は1965年と旧民主党政権誕生直前の09年の都議選の38議席であったから、いかに酷い結果かがわかる。23議席は公明党と同じで、共産党を僅か4議席上回るだけである。
これに対する安倍首相の責任の取り方はどうか。安倍首相に自己への反省は全くない。
A: 事実関係1「政権幹部の責任論を回避 首相に飛び火恐れ 都議選惨敗」(朝日新聞)
東京都議選で自民党が歴史的な惨敗を喫したことを受け、安倍晋三首相(党総裁)は3日、党会合などの場で「反省」を強調した。だが、加計学園問題や閣僚らの問題発言が選挙戦を直撃したにもかかわらず、政権幹部の責任論を当面は回避せざるを得ない構図となっている。
彼の親父さんは首相候補にもなった一流政治家です。父方の祖父は戦争に断固反対した異色の長州政治家です。でも安倍晋三氏には両人とも負け組なんです。好きになれない。母方の祖父は泣く子も黙る岸信介。この人はしたたかな世渡り上手だと私は観測しています。彼は商工官僚から満州の高官になるまでモルガン財閥と関係の深い米国の駐日大使であるグルー氏と昵懇の間柄でした。戦後、いち早くA級戦犯から無罪放免を受け戦後の日本の保守政治の中核となった。やはり、戦後もジャパン・ハンドラーとして活躍したグルー氏の支えがあったに違いないと私は睨んでます。岸信介は戦前も戦中も戦後も一貫して「大義はウオール街の意向にあり」と信じたに違いありません。
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