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younghopeさん のコメント

「敗戦」と「終戦」の違いは、小さいようで大きい違いである。客観的か主体的かという違いであり、同じ黄色人種のアジア人には、常に厳しい目を向けられざるを得ない。本来は、敗戦は敗戦と認めて再出発すべきである。終戦では、再スタートしたくとも、スタートにならないのです。

もっと大きい問題は、「敗戦」=「日米同盟」=「日米安保」であるが、日本人自身には、「憲法」で交戦権を認められていないのである。
矛盾を矛盾としたまま、米国は米国に協力して軍事態勢を整えることを,2+2などで要求してくる。米国は日本自前の軍事態勢は認めないが、米国の要求には応じろということであり、日本が独立国家として機能しようとすると、「憲法」がネックになってしまう。「憲法」改正せず、「敗戦国」=「属国」のままで日本の未来が開かれるかどうか。私は、「NO]と言いたい。
No.7
81ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私の『戦後史の正体』からです。 *************************** 日本は降伏したのです。たんなる終戦ではありません 日本はいつ、第二次大戦を終えたのでしょう。 こう聞くとほとんどの人が、「一九四五年八月十五日に決まってるじゃないか。いまさら、なにをいってるんだ」 とおっしゃるかもしれません。たしかに八月十五日は終戦記念日とされています。 一九四五年八月十五日正午、昭和天皇の肉声(玉音放送)が、はじめてNHKのラジオで流れました。その内容は、 「私は世界の大勢と大日本帝国の現状にてらして、非常の措置をもって時局を収拾したいと思う。忠実で善良な国民に告ぐ。私は帝国政府に対し、米国、英国、中国、ソ連の四カ国が提示した共同声明を受け入れることを通告させた」(口語訳) というものでした。私たち日本人の多くは、 「八月十五日に共同声明〔ポツ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。