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younghopeさん のコメント

>>21
憲法の理念が生きていた時代(米国が自衛に限定を容認)していた時代は、朝鮮戦争、ベトナム戦争であったが、時代は大きく変わり、覇権主義領土拡大国家中国にどのように対処するか、新しい視点で見なければならなくなっています。

中国は製品輸出でなく、ノックダウン、さらに進んだ技術移転を求めてきた時、欧米は技術移転に及び腰であったが、日本企業は競って技術移転をしてきたから、現在の急速に発展する中国があるのです。私は反対であったが、日本からの技術移転があり、現在の中国があるのであって、日本に対し恩義を感じるのが当たり前である。しかるに、尖閣周辺から、エネルギーが採取できることが分かると、一方的に採掘を始めようとしたことから、現在の紛争が起きているのです。仕掛けてきたのは、中国であり中国の領土であると盛んに主張し始め、国有化とか漁船拿捕が起きたのであり、領土問題を起こした起因は中国にあるのです。共産党の伝統的な基本である物質的なものを重視し、精神的恩義を感じない、無視する派遣国家には注意する必要があることを、喚起していきたい。中国は、韓国、北朝鮮とは違った視点が欠かせない。

米国全面依存はやめて、憲法を改正して、友好的であるが、毅然たる姿を示していかないと、中国の横暴を許すことにつながるのです。隙あらば、弱いところを責める、虚言流布で相手をかく乱する伝統的な中国的戦法は、家康型であり、信長型の米国と大きな違いがある。

米国、中国を恐れることはないが、決して心許してはならない。これが国際社会というものでしょう。日本をけなしてもよいが、比較論として、米国、中国、ロシアを讃美する人たちは、私は日本人と考えていません。
りゃんさんが、嘆かれるように、思想を商売とする現在の学者、評論家などは、過去現在の他者の思想に感化されており、未来を切り開くためには、己自身で考え思考することが大切であるが、日本人が最も苦手としている。

No.22
81ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   日本は1945年8月15日ポツダム宣言を受諾した。  私は講演の際に、「ポツダム宣言は守るべきですか」と問う時がある。殆どの人は守るべきだという。では日本は何を受け入れたかになると、残念ながら、日本国民の多くは我々が如何なる条件のポツダム宣言を受諾したか、全文を読んでいる人はほとんどいない。 ここでは、二つの条文を見てみたい。 「第十二条: 前期の諸目的が達成され、かつ、日本国国民の自由に表明された意思に従って平和的な傾向を有し、かつ、責任ある政府が樹立された場合には、連合国の占領軍はただちに日本国より撤収するべきである。」 ポツダム宣言では、占領軍は撤退することが合意されている。  残念ながらこの合意は実施されなかった。 日本が独立した時、米国は自国軍を日本に置くことを最優先した。サンフランシスコ講和条約の日に日米安保条約(旧)が結ばれたが、米国の意図は「好きなだけの軍隊を
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。