日本は1945年8月15日ポツダム宣言を受諾した。
私は講演の際に、「ポツダム宣言は守るべきですか」と問う時がある。殆どの人は守るべきだという。では日本は何を受け入れたかになると、残念ながら、日本国民の多くは我々が如何なる条件のポツダム宣言を受諾したか、全文を読んでいる人はほとんどいない。
ここでは、二つの条文を見てみたい。
「第十二条: 前期の諸目的が達成され、かつ、日本国国民の自由に表明された意思に従って平和的な傾向を有し、かつ、責任ある政府が樹立された場合には、連合国の占領軍はただちに日本国より撤収するべきである。」
ポツダム宣言では、占領軍は撤退することが合意されている。
残念ながらこの合意は実施されなかった。
日本が独立した時、米国は自国軍を日本に置くことを最優先した。サンフランシスコ講和条約の日に日米安保条約(旧)が結ばれたが、米国の意図は「好きなだけの軍隊を
コメント
コメントを書く>>27
ご指摘ありがとうございました。
サンフランシスコ講和条約調印後、戦勝国「米国」との間で締結された日米安全保障条約が頭に張り付いていました。わかりやすい「日米同盟」に置き換えたのは、正確性に欠けました。ただ、論旨は変わるものではありません。
さらについでに一つ。
米国が支援する、ヒンラディンもその一味の中に含む
アフガニスタン反乱軍は捕虜にした政府軍やソ連軍の
捕虜をガソリンをかけて生きたまま焼き殺すという
野蛮を頻繁に行っていたにもかかわらず、記者が彼らの
本性を書きおくっても、決して紙面には反映されず、
相変わらず命をかけてソ連と戦う「自由の戦士」という
報道トーンは変わらなかったそうです。
何年かして今度は米軍が同じ相手と戦うのですが、その時は
都合よく「テロリスト」とレッテルが貼りかえられました。
>>30
わたしは日米同盟大好き大いによろしい論者は絶対に
米国に対して、日米安保条約をNATO条約と同じく
自動介入条項を入れよ、と要求すべきと思います。
NATOは加盟国のうちの1カ国でも攻撃されれば
全加盟国は一斉に参戦することになっています。
(本当にするかどうかはわかりません、トルコが
ロシア軍機を撃墜してロシアの報復が考えられる時
米軍の現地司令官は、あれはただのトルコ、ロシア
間の局地トラブルだと逃げをうってましたから)
安保は米国議会の承認がなければ日本を助けてくれません。
これじゃ米国議員の多数が発狂しなければ中国との
戦争には参戦してくれません。
中国嫌いの愛国者諸君は絶対に米国に対して安保に
NATO同様の自動介入条項を要求しなければ。
米国が諾とするか否とするかで日米同盟などというものの
正体がわかるでしょう。
>>27
日米同盟はうさんくさいと思っていましたが、やはりそうですか。「米国の不沈空母」は日本の悲劇性を一手に引き受けて米国の盾になって玉砕する日本人の屈折した心情を表現するのに余りありますが、それに「日米同盟」が加わるとペテンの響きになって私の鼓膜を刺激するから不思議です。私の先輩のお父さんはサイパン玉砕で戦死なさったのですが、あの時は天皇陛下の為に盾となられました。今の日本の現状を見るにつけ日本全体がサイパン化していると考えられないことはありません。誰の為か?それはUSAです。こんなこと許していいのでしょうか。私みたいな米国の権力の邪悪性をひたすら勉強してきた者にとってはその思いは深刻です。
>>33
中曽根は不沈空母の一言でそれこそ自分が火だるまに
なってしまいましたが今ならおそらく何事もなくあっけらかん
としていられたでしょう。
米国の51番目、発言の丸山某もあの頃なら即座に辞任に
追い込まれたはずです。
わたしはあの頃日本がこんな風な道をたどるとは想像もしませんでした。
それよりもっと愕然とするのはまともな道に戻るためには
日本が一度カタストロフを味わってからなのではないかという
切なすぎる推測です。
>>34
同感です。
>>33
27は当時のわたしの記憶を元に書いたものです。
当時、わたしはNATOと安保の違いを勉強して
ああ、自動介入条項のあるなしが決定的なのだな。
NATOは同盟というのに、日米が全然そう言われないのは
そのせいなんだと納得したものです。
日本人の反ソヒステリーのどさくさにまぎれて自民党が初めて
米国は同盟国と言い出して強烈な違和感を感じたことを
覚えています。
先に書いたようにこれはわたしの記憶が元になっていますから
微妙な間違いがあるかもれません。
ですがフレディさんも60年、70年の安保の時にもこれで「米国は同盟国」
だとか「日米同盟」成立なんて聞いたこともないはずです。
当然です、そんな言葉はずっと後にできました。
自民党が国民に相談もなく勝手にこしらえました。
>>36
そうなんじゃないかと思っていました。友達には「日米同盟と言うな」と何度もかみついたことがあります。朝日みたいなゴミ新聞がその用語を使い始めて「一体何だろう」と思っていたのですが、なしさんの説明で良く分かりこの体制のいかがわしさを再確認しているところです。
いかがわしさと言えば常に私の前に素早く書く才能のある若き希望様です。この人の糾弾が私の使命みたいになって、一種のやりがいでもあります。元左翼の西部邁も今や右翼。若き希望様みたいな男なんでしょうね。きっと。東大教授とかやっていたが。頑固なようですね。藤原帰一なんかも朝日に国際問題について訳の分らないコメントを書いているけど、彼も東大教授。どうなっているんでしょう。私はセレブでないから彼らとやりあったことないが、仮にそういう機会があったとしても「住む世界が違う」とか言って頑固一徹拒否的になるんでしょうね。
若い希望さんはなんであんなにご自分へのリプライコメントを
嫌うのでしょうね。
わたしは自分のコメントへの反応が全くない方がずっと嫌なの
ですが。
壁に向かって大声で怒鳴っても全く張り合いがないと思うのですが。
自分のコメントに反論してきても、反応がないよりずっといい。
そう思うのですが。
ですからあの「中学生」がなにかわたしにいちゃもんをつけてくるのは
歓迎なのですよ。内容が不快であっても
あまりに幼稚な内容にがっかりするとしてもね。
反応がないよりずっといい。
ほんとうに若い希望さんは不思議な人です。
元左翼で右転向という人はタチの悪い人が多いですね。
初めから一貫して右の方が数段いいですね。
わたしの上司にも元全共闘の闘士なんて奴にはろくなのが
いませんでした。
まあなんとなく理由はわかりますけど。
西部は相当ひどい。
藤原帰一って有名ですか。
わたしのMacが1発で変換したところを見ると有名
なのでしょう。
いつかフレディさんが紹介していたオリバーストーンの
本のテレビシリーズ版のコメンテーターがこの男でした。
いかにもnhk的などうでもいい話をくどくどしていて
全く印象に残らない男でしたが。
>>38
藤原帰一がオリバーストーンに噛みつこうとしていたが、歯が立たないと言うか、いや、若い希望さんと同じような雑音を奏でるだけで終わっていました。そういう手合いが教授になるんです。笑っちゃいました。