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younghopeさん のコメント

事実関係を確認していくと、

「昭和16年6月に日本の同盟国であったドイツがソ連に侵攻すると、当時の近衛内閣で、4月に締結された日ソ中立条約を破棄してでも、同盟国として、ソ連と開戦すべきと、松岡外務大臣と近衛首相との間で閣内対立が起き、近衛朱首相は松岡の「北進論」を退けて、内閣を総辞職し,第3次近衛内閣を組閣して「南進論」の立場を確立した。この論陣は尾崎グループであった。」

同年10月10日に、米国共産党員宮城与徳が逮捕され、自供により、15日に尾崎が逮捕される。この後、手記を出しているが、信頼性はわからない。ソ連を中心とした世界の共産党革命を述べている。この辺の分析がどのようにされているか、極めて興味深い。スターリンのコミンテルンでの演説を考える時、「南進論」など否定することもできない。アマゾンで購入してみます。
No.5
88ヶ月前
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  森田実氏のフェイスブック、 Book Review (その 40 ) https://www.facebook.com/moritasouken/ ***************************** 『日米開戦へのスパイ[東條英機とゾルゲ事件]』 孫崎 享・著   【発行;祥伝社、 2017 年7月 10 日刊。 1,700 円 + 税】 現代史研究の第一人者による大力作! 「真正の歴史の目的は、“人間の精神を研究する”にあるべし」(北村透谷)  大変な力作です。一読の価値ある良書です。孫崎享氏は本書によって、現代史の第一人者であることが明らかになりました。ゾルゲ事件の研究を通じて、第二次大戦期の真実を見事に解明しました。    ゾルゲ事件は謎の多い事件であり、ゾルゲ事件に関する多くの書物が刊行されています。 65 年も前のことですが、私の学生時代にはゾルゲ事件で処刑された尾崎秀実の『愛情はふ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。