森田実氏のフェイスブック、Book Review(その40 ) https://www.facebook.com/moritasouken/
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『日米開戦へのスパイ[東條英機とゾルゲ事件]』 孫崎 享・著
【発行;祥伝社、2017年7月10日刊。1,700円+税】
現代史研究の第一人者による大力作!
「真正の歴史の目的は、“人間の精神を研究する”にあるべし」(北村透谷)
大変な力作です。一読の価値ある良書です。孫崎享氏は本書によって、現代史の第一人者であることが明らかになりました。ゾルゲ事件の研究を通じて、第二次大戦期の真実を見事に解明しました。
ゾルゲ事件は謎の多い事件であり、ゾルゲ事件に関する多くの書物が刊行されています。65年も前のことですが、私の学生時代にはゾルゲ事件で処刑された尾崎秀実の『愛情はふ
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先日の大久保正雄氏との対談も印象深く、森田実氏の書評も的を射たものと思います。私も遠からず是非読んでみたい一冊です。
森田氏を知ったのは やはり天木直人氏のご発信を通じてだったか、もう忘れてしまいましたが、日刊ゲンダイの「言わねばならぬ」もよく読んでいた覚えがあります。
ところが、先日 安倍首相と会食した一件。案の定、天木氏メルマガでも違和感が語られていました。公明党絡みで森田氏なりの事情があるのだろうと結ばれていましたが。
先週の生放送では前原-小沢「合流」の不可解な動きを少々語られましたが、是非「続き」をお願いしたいところです。
しかし、これらの事からも「一般国民がもの言える国」になることを断じて阻止する強大で執念深い意思には、今なお抗えないのが実情なのでしょうか。
事実関係を確認していくと、
「昭和16年6月に日本の同盟国であったドイツがソ連に侵攻すると、当時の近衛内閣で、4月に締結された日ソ中立条約を破棄してでも、同盟国として、ソ連と開戦すべきと、松岡外務大臣と近衛首相との間で閣内対立が起き、近衛朱首相は松岡の「北進論」を退けて、内閣を総辞職し,第3次近衛内閣を組閣して「南進論」の立場を確立した。この論陣は尾崎グループであった。」
同年10月10日に、米国共産党員宮城与徳が逮捕され、自供により、15日に尾崎が逮捕される。この後、手記を出しているが、信頼性はわからない。ソ連を中心とした世界の共産党革命を述べている。この辺の分析がどのようにされているか、極めて興味深い。スターリンのコミンテルンでの演説を考える時、「南進論」など否定することもできない。アマゾンで購入してみます。
本ご投稿と異なるが注視すべきことが出ている。
マスコミがあまり報道しないようであるが、重要なことである。前回の安保改定は日米の2+2で決められていったが、マスコミが報道がほとんどなかった。国会に法案が出てきて、大騒ぎしたのです。
日米外務、防衛閣僚会議であり、2+2で安保に関することが話し合われ、今後の方針が決定されていくのです。前回痛い目にあっているが、全く忘れてしまっている。北朝鮮が話題の対象のように見られているが、目的は、南シナ海に対する日米の行動指針が話し合われることは間違いない。
>>5
是非読んで下さいな。対米開戦の為の東条のクーデタの陰湿さをあなたは知ることでしょう。
>>6
安保改定とは何ですか?
国会に法案とは何の法案ですか?
前回痛い目にあっているとはどういうことですか?
南シナ海に対する行動指針が話し合われる根拠或いは証拠は何なんでしょう?
以上のようなことが不明な文章を書いて恥ずかしくないあなたは一体何者ですか?
>>8
あなたは少し視野を広げて物事を見るようにされたらいかがですか。NHKで報道されたことを書いているだけです。集団的自衛権などの安保改定でデモに参加したことも覚えていない。孫崎さんが、法律案が提出されたとき、皆が気づかなかったが、2+2で話し合われていた内容を見ていなかったと述べられていたのを覚えていないようですね。あなたは何を見ているのですか。無知を人のせいにして、恥ずかしいと思わないのですか。
>>9
集団的自衛権が憲法違反でないことの閣議決定、いわゆる解釈憲法のことを安保改定と省略して呼ぶことは知りませんでした。そういうんですか。しかし、一般の人には私を含めて実に曖昧に聞こえるのではないでしょうか?やはりそういう表現形式を取りたいのでしょうか。自分が分からないのを訊くのは恥ずかしいとは思っていませんよ。これからも私が分らないことはどしどし質問致します。
>>10
無知なもんだから、質問ばかりして申し訳ない。あなたは2+2の話し合いで安保が話し合われ今後の方針が決められることに関してどう思われているのでしょうか。
>>11
孫崎さんの講演を何度かお聞きしています。何度も、聴講者から、「日米同盟」(日米安保)についての孫崎さんの見解を求められています。そのたびに、日本の基本は、「日米同盟」であるが、行き過ぎが問題であると、答えられています。私も同じです。多くのリベラレと言われる人も同じだと思います。
ただ、私は、中国の脅威が増し、解釈で議論する段階は終わり、日米一体的な軍事態勢が必要な段階にかかっており、国民の議論が、60年安保以上に不可欠になっていると考えています。「イエス、ノー」の単細胞議論から抜け出せない限り、多くの国民の理解が得られず、「日米安保」の大きな流れに流されていくのでしょう。
その流れに掉さすためには、解釈憲法は限界であり、憲法を改正し、自立の道を歩むしかないと思う。憲法改正せず済ませれば一番良いのは当たり前であるが、中国相手では、理想論は通じない。仏教の世界でも、インドは理想瞑想に視点があるが、中国は大地に根差した現実的具現化が強く求められる。この民族の違いは小さいようで小さくない。理想論が通じない相手であるということです。
>>12
丁寧なお答え有難うございます。残念ですけど、2+2の合意形成についてどうお考えですか、とお聞きしているんですけどお答えいただけない。ま、そういうことは些末のことだからどうでもいいことかも知れませんね。
ところで、あなたの文章の最後のパラグラフにひっかりますね。あなたには「米国が許してくれませんよ」という諦観があるのを先日私は確認してあなたみたいに言葉を紡ぐこともあるんだろうねという一種の認識を得たのですよ。日本にはいろんな人がいますから。ところがここでは解釈憲法では流れに掉さすことが出来ないとおっしゃる。そして憲法を新しく作って中国と敵対して行こうとおっしゃる。一体どういう憲法を作ればいいのか何にも言わない。そしてその後に仏教を持ち出し印度の理想瞑想を持ち出し神秘主義を匂わす。一体あなたは何者ですかと言わざるを得ないのです。そして最後に民族を持ち出す。文章の脈絡をどこに求めたらいいのでしょう。
私は今ヒトラーの「我が闘争」を米国のウオール街独裁体制を理解するために熟読してますが、ヒトラーの思想は一言で言えば「民族一元主義」だと私は感じてます。それは今のところ憶測の域を出ないのですが、ウオール街の諸々の思考の全ては「資本一元主義」だと考えています。ヒトラーの「我が闘争」の中に出て来る単語の「民族」を「資本」に置き換えれば「ウオール街の闘争」として「我が闘争」は十分読みごたえがあると私は考えて居ます。勿論、更なる検証が必要ですがね。そういう背景もあってあなたの中に「民族の違い」が大きく位置を占めているのに愕然とならざるを得ません。やはりあなたも戦争が好きなんですね。