younghopeさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
樋口 陽一氏は、日本の法学者。専門は憲法学
今の時代だから、次の随筆が光る。
*********************************
海音寺潮五郎の「茶道太閤記」。両大戦間期「大衆文学」のこの傑作は、戦後「純文学」分野の野上弥生子の名作に先んじて、「秀吉と利休」を対等の人格として造形しました。小説は1940年7月から12月まで東京日日新聞(毎日新聞の前身)紙上に連載されたのですが、社からの強い求めで年内完結を余儀なくされましたログイン前の続き。対中戦争開戦から3年余、真珠湾攻撃1年前という「時局」がそれを強いたのです。
《あの人々は、せんずるところ、ただの大名衆。百年後、二百年後、三百年後、名前の残る人々ではござらぬ。が、拙者は芸道に生きる者、(中略)一言一行、かりそめなことは出来ぬ身でござる。何と申されようと無駄》
利休の娘を所望する秀吉からの使者が、前
あなたのコメントを拝見しなかったので、削除してしまいましたが、私の言っていったことは、「利休に反対しないし、秀吉にも反対しない」ということであり、「立場、視点が変われば、世の中の風景が違う」ということを、コメントしただけです。芸道は、剣道もあり、柔術もあり、茶道だけが「道」ではありません。私たちが何かするにしても、こだわりすぎる弊害を指摘するべきでしょう。
Post