• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

事実として明らかなのは、日本が対中戦争を経て第二次世界大戦の枢軸国というマイノリティ・グループの一員として戦い敗戦国となったことである。敗戦国であるステータスは70年後の今でも変わっていない。そこで日本は主としてアメリカに頭を押さえられているが、これは容易なことでは変わらない。戦後、日本は経済力を付けてきたが、それは日本人の創意工夫と努力並びに米国による指導と制限の中で行われてきたこと、すなわち、米国をお釈迦さまに例えれば、その手のひらのなかで暴れている孫悟空にしか過ぎない。対して中国は、長らく艱難辛苦(欧米の植民地化、日本の横暴)に耐えてきた結果、努力して今の独立国としての地位を獲得した。日本の政治家を日本人として愚弄しても、無意味。なぜかと言えば、ほかにいい道はないから。むしろ、独立国とか、日本精神なんていう空虚なプライドを捨て、国家として、国民として他国より、他国民より平均的に幸せに感じていればよいのだ。あなたはアメリカ人や中国人が日本人より平均的に幸せだと思うのですか。米国に35年住んだ経験から、どちらかというと、日本人の方が平均的に文明度が高い生活をしていると信じています。ですから、独立国論などという、空疎な議論で人を惑わすのはおやめになったらいかがですか。
No.10
142ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  安倍首相は、2月22日、米国訪問時に CSIS での政策スピーチを次のスピーチで始めました。 「 ハムレさん、ご親切な紹介ありがとうございます。アーミテージさん、ありがとうございます。グリーンさんもありがとうございました。そして皆さんがた本日は、おいでくださいましてありがとうございます。」 そして次のように続けました・ 「 昨年、リチャード・アーミテージ、ジョゼフ・ナイ、マイケル・グリーンやほかのいろんな人たちが、日本についての報告を出しました。そこで彼らが問うたのは、日本はもしかして、二級国家になってしまうのだろうかということでした。 アーミテージさん、わたしからお答えします。」(出典;首相官邸ブログ)  驚愕です。  演説の冒頭は、重要な来客に向けて行うものです。   CSIS での政策スピーチを聞く聴衆はよほど、貧弱な層だったのでしょう。  主な来客が、ハムレ、アーミテージ、グリーンです。  とても一国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。