• このエントリーをはてなブックマークに追加

poiuさん のコメント

本日3/3のポダム新聞の一面メイン記事はいつも以上にひどい内容であった。社説でも目を覆いたくなるような内容が書かれている。自分はこれを読みながら、なぜ日本人はこのようなメディア盲信してしまうのだろうかと考えていた。ため息をつきながら紙面をぱらぱらとめくれば、そこにはいろいろな分野の情報が載っている。やれWCBで一勝をあげたとか、緩和ケアがどうだとか、火星探査がすすんだとか。はたまた読者の人生の相談にのってあげてみたり、読者のおたよりを紹介したり。読者に寄り添う姿勢を見せようというこうした努力はなかなか功を奏しているらしい。
もし、新聞が社会面---つまり何が起きた、誰が死んだといった暗いニュースばかり---と、政治・経済・国際面といったいわゆる「統治機構」目的の記事しか載せていなかったら、果たしてこれほど多くの人が金を払ってまで読み続けるだろうか?毎日毎日そんな内容ばかりを読まされては、さすがに嫌になる人も出てくるのではないか。第一あからさますぎてその目的にはっきりと気づく人も出てくるだろう。
文化・スポーツ・医療・地域・科学面、はたまた連載小説から四コマ漫画といった「生活の役に立ちそうな話題」、「ほほえましく平和的な話題」をたっぷりと混ぜ込むことによって、世論をコントロールするメディアといった恐ろしい力を持つ一面に対する警戒心を解こうとしているのではないか、平和ぼけをあおるためにわざわざ金にもならないような話題(一見金にならないようでその実違うだろうが)をふんだんに載せて、本来の目的である情報をないまぜにして、読み手の判断力をマヒさせて思想を誘導し、無意識下への刷り込みによる洗脳しようとしているのではないかという意図を感じた(これでは毒餌となんら変わらない)。
No.6
142ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本の政治の混迷を考えると、マスコミの罪は大きい。  民主党政権に変わろうとする時、小沢氏を徹底的に叩いた。結局小沢氏は無罪であったが、マスコミは、小沢氏の人物破壊をし、政治的に抹殺したといっていい。  普天間問題では、沖縄県民の望みを踏まえて、最低でも県外を提案し、防衛・外務が早々と白旗をおろし、首相の意向に全く沿わないことは民主主義の原則を踏みにじるものとして糾弾されるべきなのに、鳩山氏攻撃を執拗に続けた。  原発、TPP,増税、オスプレイと国民の目線で考えれば多くの疑問があるにもかかわらず、権力の代弁機関となってしまっている。まあ、読売新聞の渡辺恒雄氏なんかは、権力はおれだという倒錯した考えを持っているようである。  こうした中で、我々は大手メディアをどこまで信じていいか、真剣に考えるべきだ。  私がソ連に勤務した時には次のジョークがあった。 「(ロシア語でプラウダは真実という意味で、イズベス
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。