changeさん のコメント
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本:オリバー・ストーンは、アメリカの映画監督である。「ウォール街」「 JFK 」「スノーデン」等、近現代史に切り込む映画監督である。さらに書作も、『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下 : 2 ケネディと世界存亡の危機 : 3 帝国の緩やかな黄昏』等がある。
以上で解る通り、現代で、その正体がまだ十分に解明されていないと思われる課題に切り込む。その彼がプーチンに取り組んだ。
2015年から2017年四回ロシアを訪問し、合計9日間プーチンにインタビューし、出来たのが『オリバー・ストーン オンプーチン』( Discover )である。
本は次の構成である。
1 5 度の暗殺未遂にもかかわらず悪夢は見ない
2 万能感に浸る国家は必ず間違う
3 ロシアがスノーデンを引き渡さない理由を話そう
4 アメリカはロシアという外敵を必要としてい
敵国の情報をオープンにする行動を基本的には評価していないということでしょう。同じ行動を自国の人間がしたら評価することがありえないことを考えれば,当然といえる。
評価はしないが、安心、安全は確保する。確保しなければ、米国の情報をオープンにする人が続かず、自国内でも人間的信頼性が得られない。
我々日本人が気をつけなければならないのは、あくまでも、ロシア国家が基本であり、ロシアの権益を犯すものに対して厳しいということである。柔軟心が発揮されるのは他国との交渉事であり、ロシアの権益を犯さない範囲に限定されるのであり、何事も柔軟心を発揮されるということではないのでしょう。
その事例は、英国でのロシアで開発された神経剤使用殺人容疑に対する言動で明らかである。ロシアの説明を英国が要求していたが、回答がなく、大使館員の相互引き上げが始まり、大きな問題に発展している。出来ればこの問題を取り上げてほしかった。
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