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you-meさん のコメント

短期的には身体の中心から末端まで苦しむことになったとしても、長期的にはニュートラルな身体を維持することができる。
そのような身体はあたかも破壊された部分が超回復するかのように環境の変化に適応しやすい。
短期と長期のどちらを選ぶかの判断基準は、何を勝利とするか、想像できる勝利の範囲によって変わるということでしょうか。
No.10
142ヶ月前
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短期的な利益と長期的な利益、どちらを取ればいいのか? これは、なかなか答えのでない問題である。 この問題について、我々に深い示唆を与えてくれるのは、アメリカのフィルムメーカー、コダック社が見舞われた運命だ。 コダック社は、写真用フィルムのメーカーとして世界一の企業だった。その製造・販売から莫大な利益を上げており、90年代まで経営は盤石、その牙城を揺るがすものは何一つ考えられなかった。あるとすれば、富士フイルムを初めとするライバル社との競争くらいだったが、これにも圧倒的なアドバンテージを誇っており、文字通りガリバーとして、フィルム業界に君臨していたのである。 ところが、そんなコダック社は1975年に、自らのその牙城を突き崩す、怖ろしい発明をしてしまう。それは「デジカメ」だった。これが発展し普及すれば、写真用フィルムの需要がきれいさっぱりなくなってしまうという、コダック社にとっては――いやフィルム産業
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。