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フレデイ タンさん のコメント

トランプが仕掛けた対中貿易戦争には確たるビジョン或いは哲学が米国側から示されていないからトランプ達が何を模索しているのか良く分からない。

第二次大戦後米国が一貫して追求して来た政策は「米国の世紀」の実現だった。分かり易く言えば、ウオール街の資本に依る世界の所有なんです。その手段として、ブレトンウッヅ体制が構築された。しかし、その体制も早々と崩壊した。その後台頭したのがIMF/FRB/WBの連携による米ドル世界準備通貨体制の徹底化です。しかし、この体制もロシアに於けるプーチン体制の勃興と中国の新自由主義導入による高度成長に翻弄され風前の灯となって来ている。

そして今、トランプは貿易戦争を仕掛けて来た。トランプとその背後は何をゲットしようとしているのか。全く不明。メキシコとの国境を高い壁でふさぐのに異常な熱の入れ方から判断して絶対孤立主義(アラブに囲まれたイスラエルの如く)に回帰しているかの如く見える。昔、モンロー主義があったが、それは欧州の紛争に巻き込まれたくない思惑と中南米の植民地化が背後にあった。トランプがやっていることはモンロー主義とも違う。

米国はトランプを選んで空中分解を始めたのだろうか。
No.1
80ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。