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p_fさん のコメント

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p_f
「万人の万人に対する闘い」が人間のデフォルト状態なら、それは食物連鎖に生きる野生動植物と大して違わない。
そこから抜け出て広い視野が持てるよう幼年~青年期、つまり多感な頃を過ごせなかったらどうなるか。
「忠君愛国」へ何の違和感もなくカンタンに取込まれていくだろう。ネットの時代、一人旅に出掛ける若者は少ないとも聞いたが...
かつて小澤征爾氏曰く-
「国のことなんてあまり考えない。今そこにいる一人一人が大切。自分の父親が誰で、どんな友達がいて、どんなものを食べてきたか?ルーツを知っておくことが必要。それなしにインターナショナルであろうとすると変なことになるのではないか?」
一人で海外に渡り、「武者修行」を通じて現地の人、文化に飛び込んだ氏ならではの論と思う。海外駐在経験が豊富な孫崎さんにも通じることでしょうが、一方、海外に住んでも日本人同士で団子になって、ライオンバスから恐る々々現地人を眺めて暮らすだけの者もいる。また、自分に落ち度が無かろうが、恐らくはアジア人蔑視が刷り込まれた現地人から取り付く島が無い差別を受けるケースもある。やはり今日日、人の内面のグローバル化は世界的に後退しているのかもしれない。
No.3
77ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
地球面の人類、その数億のみならず、山海天然の境界に隔てられて、各処に群を成し各処に相分るるは止むを得ずといえども、各処におのおの衣食の富源あれば、これによりて生活を遂ぐべし。 また或は各地の固有に有余不足あらんには互にこれを交易するも可かなり。 すなわち天与の恩恵にして、耕やして食い、製造して用い、交易して便利を達す。人生の所望この外にあるべからず。 なんぞ必ずしも区々たる人為の国を分ちて 人為の境界を定むることをもちいんや。 いわんや その国を分ちて隣国と境界を争うにおいてをや。 いわんや 隣の不幸を顧りみずして自ずから利せんとするにおいてをや。 いわんや その国に一個の首領を立て、これを君として仰ぎこれを主としてつかえ、その君主のために衆人の生命財産を空しうするがごときにおいてをや。 いわんや 一国中になお幾多の小区域を分ち、毎区の人民おのおの一個の長者を戴きてこれに服従するのみか、つ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。