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changeさん のコメント

トランプ大統領の新しい米国の世界戦略は、①イデオロギー②軍事力③経済の面で、基本思想は別にして、具体的行動では、自国中心であり、強者と弱者になんらかのハンディーを設ける共存社会ではなく、力と力の戦いになるということなのでしょう。

表面上は、本当の強者(米国)と張り子の虎強者(中国)の戦いになっているが、東南アジア諸国は中国の影響が強く、通貨の下落が多くの国で始まっている。弱者が大きな影響を受けるのは、国内産業の実態からも想定できることであり、日本でも中小企業にしわ寄せが出てきている。

自立した国同士の関係構築は、分に応じた経済成長を目指さなければならないのであり、大国と同じような社会を目指す経済成長途上にある国々に対する打撃も大きい。

中国は、多少成長率が鈍ったといっても、6%台の成長率で、米国に対する貿易黒字が大きな貢献をしていることを冷静に見て、他国の成長に寄与する黒字削減策をとることが、米国でなく、開発途上国に対するバックアップになると考えるべきでしょう。さもなくば、張り子の虎中国自身が内部矛盾に耐えられなくなっていくのではないか。
No.1
77ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・米ロ首脳会談に於いて、議会を含め、米国内の既存勢力がロシアに対し厳しい中で、具体的合意を実行することは困難であるとみられる。それを考え、両者は、具体的成果は目指さなかったとみられる。従って会談の成果は、具体的な約束の有無で図られるべきではない。 ・その中、いずれがより大きい利益を得たか。  間違いなく、プーチン大統領である。  クリミア問題、ウクライナ問題を出発点として、ロシアは西側諸国から冷たい関係を強いられた。 ・その中米ロ首脳会談を開催できただけでも、プーチンにとって利益である。  加えて、プーチンはこの首脳会談開催直前のツイートで、「「米ロ関係の悪化は米側の馬鹿さ加減による」としてロシア非難より米国国内批判を行っている。米国大統領選へのロシア介入問題でも、十分な対応をしなかったオバマ大統領政権の批判に利用している。  トランプのメッセージは「ロシアとの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。