• このエントリーをはてなブックマークに追加

you-meさん のコメント

人が動いている時には止まっている空間が、止まっている時には動線や光が、自分と相手が互いの場と身体から受ける情報の質を非対称にし、片思いを生むということでしょうか。
No.3
142ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
建築には気をつけた方がいい。それは、知らず知らずのうちにその人の人生を大きく変える。良い影響をもたらす場合もあれば、大きく狂わせる場合もある。建築の影響は、想像する以上に大きいのだ。 なぜ建築の影響が大きいかといえば、それは人間の無意識に訴えかけるからである。だから、それに左右されやすいのだ。 人間というのは、表層意識に訴えかけられるものなら対処できる。例えば、目の前にものすごい美人(もしくはイケメン)がいたとする。あなたは、思わずその人に恋心を抱く。 しかしその恋心は、すぐに自制できる。こんなに美人(イケメン)なら、きっと恋人がいるはず。迂闊に恋心など抱かない方がいい――と。なぜ自制できるか? それは、美人やイケメンであるという情報は、その人の表層意識に訴えかけるからだ。 人間は、目で見た情報はたいていの場合表層意識で認識する。目の前に美人やイケメンがいれば、「きれいな顔だなあ」と思うのと同時に、(自分は今、この人の顔をきれいだと思っているな)ということも認識できるのである。だから、それを制御するのも比較的容易になる。 しかしながら、これが例えばその人の話し方だったりすると、そうはいかない。それを表層意識で認識するのは、なかなか困難なのだ。  
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。