りゃんさん のコメント
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アルゼンチンのブエノスアイレスで主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれた。米国内では、米ロ首脳会談の行方、米中貿易戦争が本格化する中でのトランプ・習近平会談、CIAがサウジ人記者殺害事件の関与を断定したサウジのムハンマド皇太子に対し、トランプ大統領がどう対応するのかが注目されていたのだが、NYタイムズ紙にはこんな記事が掲載された。
〈大統領は太平洋の2つの同盟国、日・豪の首脳と会った。外国リーダーの中で、トランプ氏の最も熱心なCourtiersのひとり、安倍首相は、民主党が勝利した選挙について、「歴史的勝利」と(評して)祝った〉
「Courtier(s)」は〈宮廷に仕える人、廷臣、ご機嫌取り〉である。過去、米国の代表的な新聞で、これほど侮辱的な表現をされた日本の首相はいただろうか。
ワシントン・ポスト紙もこう報じている。
〈安倍首相は事実を曲げて
こんにちは。
courtierと書いたのはNYTで、WPは書いていません。
WPは、中間選挙のトランプ勝利について、(孫崎さんの訳では)
「安倍首相は事実を曲げてまで、トランプを持ち上げようとした」と書いたのですが、
http://ur0.biz/OkKk
bend the truth は、わたしの記憶では、「はなしを大げさに盛る」くらいの意味で、あまり強い意味ではなかったような(強い自信はないのですがね。まあ、わたしなどが米語について孫崎さんになにか言えるとはおもってませんが、個人的に疑問におもっています)。
ところで孫崎さんのロジックは、
「廷臣」「事実を曲げてまで」と書かれた。
↓
そういう政治家は侮蔑の対象
↓
世界の笑いものになっている(NYTとWPが「世界」??)
↓
自分が「廷臣」だから自分の周りにも「廷臣」ばかりを求める
というものです。はたしてそれが一般的に妥当なロジックなのかどうか。
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