アルゼンチンのブエノスアイレスで主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれた。米国内では、米ロ首脳会談の行方、米中貿易戦争が本格化する中でのトランプ・習近平会談、CIAがサウジ人記者殺害事件の関与を断定したサウジのムハンマド皇太子に対し、トランプ大統領がどう対応するのかが注目されていたのだが、NYタイムズ紙にはこんな記事が掲載された。
〈大統領は太平洋の2つの同盟国、日・豪の首脳と会った。外国リーダーの中で、トランプ氏の最も熱心なCourtiersのひとり、安倍首相は、民主党が勝利した選挙について、「歴史的勝利」と(評して)祝った〉
「Courtier(s)」は〈宮廷に仕える人、廷臣、ご機嫌取り〉である。過去、米国の代表的な新聞で、これほど侮辱的な表現をされた日本の首相はいただろうか。
ワシントン・ポスト紙もこう報じている。
〈安倍首相は事実を曲げて
コメント
コメントを書く自身の考えを持たず、相手の言いなりに同調する人間は、古くは「太鼓持ち」最近は「ヒラメ社員」などと軽蔑されている。
だが安倍首相に限っては、「日本ファースト」ならまだしも、「アメリカファースト」なのに支持率が低下しない。
これは日本国民が政治に無関心のためなのだろうか。
こんなことだから専守防衛には無用な、長距離弾道ミサイルやイージスアショア、大量のF35などまで売りつけられ、挙げ句の果てに防衛予算が破綻して、ローン支払いが滞り、消費税を引き上げるという。
菅、野田、安倍へと続く権力者の系譜に私は「星条旗ファシズムへのホップ・ステップ・ジャンプ」というレッテルを貼りつけて居る。リベラルを看板にしている朝日新聞も、ありていに言えば、噴飯物で、戦前は軍部独裁の機関紙として金儲けし、戦後は、懺悔もせずに敗戦その日から占領軍の機関紙として営業し続け、けろりとしているではないか。権力、メデイアがそうだから、日本人全部がそれに靡き、星条旗に信仰心を傾けている。日本は米国情報機関の工作が最も成功した国家なんです。
米国大統領にゴマスル日本の首相、その首相にゴマスル政治家、その政治家にゴマスル役人、その役人にゴマスル卑しい日本一般は今元気だ。その元気も寿命が果てつつある。金が回る限りの命だ。破綻するアベノミックス、破綻するドル体制、その解決策として侵略が始まる。これは歴史の公理だ。もう既に始まっている。果して、それへの歯止めを構築できるか、東条時代と同じ状況に今日本は在るのだが、その警鐘を鳴らす者はその数に於いて限られている。
NYTとかワシントンポストが、安倍首相を「廷臣」と蔑む。
ならば、安保条約日米同盟における不平等な地位協定に対して、どのような態度、行動をとるのか。NYTとかワシントンポストは、傲慢な米国の態度に対して、敢然と立ち向かってほしい。トランプ大統領との関係が好ましくなく、負け犬が遠吠えしているように聞こえてならない。
> なぜ、安倍首相はトランプが「歴史的勝利を収めた」という表現を使ったのであろうか。
嘘と詭弁が最重要スペックのアベである。トランプが「大成功だった」とツイートしたからには、ごく自然に係る表現が出てくる。
親分がカラスは白と言えば「へい、その通りでございやす」のアベ。
親分がタバコを咥えれば サッとマッチを擦るアベ。
「越後屋、お主も悪よのう」「いえいえ、お代官様ほどでは」を地で行くアベ。
植木等も真っ青の「日本一のホラ吹き男」「日本一のゴマすり男」ということだ。
> 安倍首相ひとりが世界の笑いものになっているのであれば、それも一興だろう。しかし、日本にとって事態は深刻だ。
結びでご指摘の通り、日本の国民にとっては植木等とは似ても似つかない常軌を逸した「日本一のホラ吹かせ男」「日本一のゴマすらせ男」の方こそが深刻だ。日本を破滅させる日本一の外道でしかない。「こんな政権を6年も放置してきた日本はもう手遅れだと思います。これはメディアも含め、日本国民の責任です。バカがバカを支持すれば、当然国は滅びます」━同じく日刊ゲンダイで作家・適菜収氏が扱き下ろした通りだろう。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━孫崎氏のブログ趣旨を汲める者でネトウヨビジネスにいちいち反応する阿呆はいない
http://magosaki-blog-tips.blogspot.com
>>3
負け犬とはNYTとWPのことですか?両紙は負け犬ではないでしょう。両紙はネオコン、いや米国戦争屋に従わないトランプを倒したい立場で言論しているウオール街の機関紙です。廷臣となってトランプを持ち上げる安倍氏を両紙は好きくなれないのですよ。
米国の権力構造が二分裂しているのを安倍氏は分かってトランプにゴマすっているのか全く知らないでゴマすっているのかもう一つ分かりませんが元々浮薄な安倍氏ですから何にも分からないであっちこっちと動き廻り軽く言葉が出て居るだけじゃないでしょうか。
>>10
確かにNYTは「廷臣」と言っており、WPは「事実を曲げてまで」と言っており、言葉は違っています。私は「事実を曲げてまで」トランプ大統領の気持ちに寄り添おうとしたのは、「廷臣」と同じと直感的に判断したのですが、正確に言えば「廷臣の位置」までは貶めてはいないとみるべきですね。
ごますり行動については、野党の党首が競って米国詣でして日米同盟の深化を約束してきており、極めて軽はずみな行動で罪が重いと見ております。安倍首相のトランプ大統領に対する外交的辞令言葉の方が罪は軽いと考えています.
孫崎さんは外交的辞令が気に食わないようですが、国際社会では、「廷臣」また「事実を曲げて相手の意に添うようにする」商売人気質であって悪いということはないとかんがえています。あなたと同じかもしれない。
>>14
その通りだと思います。犬の遠吠えは必ずしも適切ではありませんが、米国でトランプ大統領に相手にされない悔しさを従属国日本の首相に投げつけている負け犬といった方がいいのでしょう。卑しいマスコミなのでしょう。