若い人たちに外交を教える。そのためには、全面的米国従属からの脱皮を成し遂げることでしょう。せめて、沖縄で問題になっているように、基地協定の改定によって不当な差別を是正していくべきでしょう。是正するためにも、憲法改正を避けて通れない。

考えてください、商品を相手に売ろうとすれば、商品が市場性あるもので、品質が高度に安定しており、価格が安いことが相手に商品を認めさせる条件となるでしょう。これらの条件が整っていなければ、相手が商談に乗ってきません。
国と国の外交交渉でも同じです。こちらが丸腰で、平和憲法を掲げた場合、武力が無く、兵力もなければ、さまざまな条件外交交渉で、あえて、相手が勝ち取ろうとするでしょうか。外交交渉する必要はなく、武力を誇示すれば、相手は何も言えなくなってしまうのです。

外交交渉は、条件が同じか相手より条件が有利にならなければ、有利な交渉に持ち込めません。相手の言う通りにしなければ、武力で恫喝されるのが当たり前でしょう。中国の現実的恫喝外交を見てみれば、「備えあれば憂えなし」の原則に則り、憲法改正して、対等外交を目指さなければ、乗っ取られることはなくとも、国民に不利な不平等な経済外交結果しか望めない。憲法改正が嫌であれば、現状のまま、米国従属の安易な道を選択することになる。米国従属をいとわないことが大切です