changeさん のコメント
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ジョン ダワーは、米国の歴史学者。マサチューセッツ工科大教授。米国における日本占領研究の第一人者。『敗北を抱きしめて』は、終戦直後の日本にスポットを当てる。この作品はピュリツァー賞、更に全米図書賞を受賞した。如何に高い評価を得たかが判る。。
・勝者達は、言葉、文化面で、敗者の社会に入れず、既存の統治機構を通して「間接的」に統治する他に選択の余地がなかった。マッカーサー元帥による「政府の上の政府」は命令の実行を日本の官僚機構に依存。そのため二重の官僚機構。
・(占領軍の)アメリカ人が去った後には日本の官僚組織が存続したが、それは戦争中よりも強力にさえなっていた。
・占領について「米国人達は“非軍事化及び民主化”という、樹木の根と枝の関係に似た改革プログラムを日本に押しつけた。それは独善的で、全く空想的な、あらゆる意味で傲慢な理想主義の、めったにない実例というべきものであった。
日本を解体すべき危険なファシズム国家と位置付けるノーマン理論を引き継いでいる。『戦後70年の長きにわたって平和と民主主義の理念を守り続けたことを日本は誇るべきでしょう。一部の人たちがこの誇りを軽視し歴史認識を変えようとしている。」
憲法9条を、「南無阿弥陀仏」と唱えるよう唱えていれば、日本だけは平和が維持できるというように、教条主義的かつ精神論的憲法9条擁護論を繰り返す。天皇を批判し、日米同盟の強化も危険と論ずる。
日本の野党でさえ、このような論理展開をする政党はいない。中国の軍事的脅威には日本のソフトパワーで解決せよとも言っている。典型的な日本悪玉論といえる。
目前日本安全保障上の脅威が差し迫っているのに、具体的対処方法を提示せず、「憲法を守れ」とか意味不明の「ソフトパワーで解決せよ」とか言っている。無責任極まりない論理という論理のない中国と韓国の代弁者に過ぎないのでしょう。
日米安保条約並びに在日米軍、在日米艦隊の存在そして米国の傘の下にかごされていることを全く無視している一方通行の論理展開は、野党だけでなく、多くの一般国民の関心を全くひきつけない。蝉が騒がしく泣くようなもので、現実的具体的対処に乏しいのはいかんともしがたい。
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