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りゃんさん のコメント

ソ連を説得して南への侵略をはじめた金日成は、孫崎さんが書いているようにテジョンを落とし、
その後もさらに南下します。
具体的にはこれを予測できていなかった米国は、戦争の立て直しをせまられ、国連軍が組織されます。

国連軍は名目的な組織ではなく、たとえばトルコも多数の戦死者を出しています。もしも、
国連軍が組織されていなかったら、日本も(掃海や後方支援ではなくもっと本格的な)参戦を
余儀なくされていた可能性はあるとおもいます。

これはひとつの分かれ道で、このとき半島にかかわらなくて本当に良かったとおもいます。
放っておけば分裂してゆく朝鮮民族にあって、反日だけが、
いま現在もただひとつの民族統一の拠り所になっており、
今後ますます増長していくでしょう。

たとえば同じように追軍売春していても米国相手が最大であり、歴史的には中国にもっとも
やられていますが、日本にだけ、捏造してまで粘着してくるあたりは、もはや病気です。
まして日本が戦争に参加していたら。

しかしそろそろ日本も「日本人差別」という文脈でこれを理解すべきときだと感じています。
そして、南北ともにあまりかかわらないようにすべきでしょう。

さて、テジョンを落とし、さらに南下したころ、金日成は勝ったと思っていたのではないでしょうか。
しかし、ソ連を引き入れた以上、ソ連に対する対抗心の強い当時の米国が黙っているわけはない。
逆に、徹底的にやり返されるに違いない。
金日成は、どういうわけか米国の腹を完全に読み間違えていたのでした。

金王朝が米国の腹を読み違えるのは、2018年のシンガポールでの米朝首脳会談(トランプと金正恩)でも
起きたことです。(北朝鮮にとって)ほんとうに大事な時に、金王朝は米国の考えを読み間違えるのですね。
我欲が強く、人民のためよりも王朝を優先するせいだとおもいます。

最後に、わたしは、ソ連にでっちあげられた、自国の人民を殺す「英雄」、
民族の分裂を固定化した「王朝」よりも、
とにかくはいつくばってでも、日本をだましてでも、
韓国をG7に招かれる国にまで豊かにした南の指導者たちのほうが、
よほど民族の代表者たる正当性も正統性もあるとおもいますが、そういうのはたぶん
日本人的な感覚なのであって、腐れ儒教の強い影響を受けている朝鮮民族には、
通用しないのでしょう。
No.8
54ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。