なしさん のコメント
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「音楽とは何か」。ショパンはこれに答えている。「ショパンが死亡する前の1949年
5月、結核の末期に入っていたショパンは、すでに作曲もできなくなり、階段も一人では降りなくなるほど衰弱していました(中略)。彼はピアノとは、そして音楽とは何なのかということを、はっきり言葉にしておきたいと考えたのです」「“音楽とはなにか”という本質についてまとめようとしています。
音によって表現される芸術は、音楽と呼ばれる。音によって思想を表現する芸術。音を操作する術。音によって表現された思想。音による我々の知覚の表現。音による思想の表現。音による我々の感情の表出。人間の定かならぬ(模糊たる)言葉、それが音である。定かならぬ言葉、(つまり)音楽。言葉は音から生じたー言葉以前の音。言葉、(つまり)ある種の音の変容。話すのに言葉を用いるように、音楽を奏でるには音を用いるのである」
以上は、 崔善愛著『ショパン』に引用
ある演奏家が言いました。
現代の音楽を演奏するのはいわゆるクラシックを演奏するのとは
全く違う要素があると。
なぜなら作曲家が生きていて直接話を聞ける、と。
ドビュッシーからはいくら聞きたくともそれは無理、と。
わたしは思ったものです。
作曲家の口から出た言葉は音楽ではない。
音楽とは楽譜。
そもそも作曲家が必ず事実を語る保証がどこに。
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