• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

何度も中国には観光旅行で出かけた。いつも旅行しながら感じたことは、都市部と地方の大きな格差であり、外面と中身のギャップに違和感をもったことである。私は話すのができないが、仲間が中国人に問いかけると、私の違和感と同じ答えが返ってくる。一方日本では,中国は素晴らしいとの賛辞の言葉はあるが、悪い面を指摘するマスコミ・評論家が極めて少ない。

このブログでも中国を知らないと話ができないと思って最近中国情報を得ることに務めていると、中国の弱さばかりが目に付くようになった。気位ばかり高いが、足元がおぼつかないヨチヨチ歩きの中国に対しどのように対していくは極めて大きな問題とわかってきた。何度も孫崎さんが米国の選挙に触れ、どちらかというとトランプ氏を応援する理由が分かってきた。

ごく最近中国から、5中全会策定長期計画が出てきたが、その内容を見ると、中国の置かれた苦悩が垣間見られる。
①科学技術自力向上・核心技術獲得が急務になっている。(知財の窃盗ができなくなった)
②内循環型経済(消費アップせざるを得ない)
③法治国家建設(現在は法治国家ではないといっているようなもの)

中国は製造2025の事実上の放棄であり、敗北宣言に等しい。知財の窃盗が難しくなり、千人計画遂行ができなくなった。
先端製造業の継続困難は、サプライティエインの断絶によって部品供給が困難から派生する問題である。
基礎研究・基礎教育・人材育成をせず、米国・西欧・日本の技術、技術をなどをお金で集め、開発を進めてきた付けが一気に噴き出しており、中国は原点に返らざるを得なくなっている。

問題は、消費が米国68%、日本60%に対して40%弱では経済に活気が出てこない。社会保障制度・医療、年金の改革が欠かせない。また、貧富の差が大きすぎる。5%の人が90%の富を握り、儲かれば儲かるほど共産党幹部に入るシステムを瓦解させなければ、問題解決ができない中国が現在大きな分かれ道にある。

トランプ氏なら中国に希望が持てるが、バイデン氏になると、中国は経済的に非常に難しい状況になるのではないか。
No.1
49ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1: 私は大統領選挙の予測に、①全国世論調査、②激戦区情勢、③賭けでの比率を利用する。  米国選挙は各選挙区全取り(選挙人数)計538。共和党(中西部)、民主党(カリフォルニア、東部)の強い地域は不動。従って流動的州の 動向を積み上げる必要がある。激戦区:フロリダ( 29 )ペンシルベニア州( 20 )オハイオ州( 18 )ミシガン州( 16 )ノー    スカロライナ州( 15 )、バージニア州( 13 )等である。  2:先ず全国世論調査は次のとおり。 RCP 平均 10/21 - 10/28 では、バイデン -           51.1  トランプ 43.7 、差はバイデン +7.4 である。  ただし個別を見ると接近しているというデータもある。 Rasmussen Reports10/26 - 10/28 はバイデン 48 、トランプ 47 である。又 The Hill/HarrisX   10/25 - 10/28 はバイデン 49 、トランプ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。