フレデイ タンさん のコメント
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私は 2010 年、『日本人のための戦略的思考入門』という本を書いた。基本は安全保障に焦点を当てた本である。だが執筆にあたり、経営戦略の本も見たし、「ゲームの理論」も取り入れた。近代の戦略論だけではなく、紀元前 500 年頃の「孫子」や紀元四世紀頃に書かれたとされるインドの『実利論』なども見た。戦略とされる本は一応目を通してきた。 その中、驚く本が出た。「私達の眼の前にいる生き物達は,全て三十八億年の進化の歴史の中で勝ち抜いてきた勝者である。この進化の歴史の中で、生き物達は勝ち抜き、生き抜くための戦略を発達させてきた」としてその戦略を学ぼうとするのである。本は稲垣栄洋書『38億年の生命史に学ぶ生存戦略』である。幾つかの記述を見てみたい(適宜修文)。 ・「ナンバー1しか、生きれない」これが自然界の世界に存在する唯一の真実である。 ・ゾウリムシとヒメゾウリムシを同じ水槽で飼う。最初のうちは双方とも数を延ば
その学説は技術革新段階における企業間の争いには通用するが、大国間の関係、中小諸国間の関係には適用厳禁といたしたいものです。やはり、國際関係では中国が推進してやまない「ウインウイン」、つまり、「共存共栄」を世界は受け入れるべきだと私は考えます。
マイケル・ポーターを信じて実践しているようにしか見えない米国の「金融資本」と「軍産複合体」はこれから10年くらいのスパンをかけて解体さるべきだと思います。
米国の偉大な政治家、フランクリン・ルーズベルトもアイゼンハワーもジョン・F・ケネデイーもその解体を視野にいれていたのです。
余談ですが、適者生存、いやな言葉です。自然の選択も嫌な響きです。尤も嫌な響きは「選民」です。選民を否定する回教や仏教を私は好みます。
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