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changeさん のコメント

セルゲイ・エセーニン(1895~1925)は前にも取り上げられたと記憶している。

「楽園はいらない。故郷がほしい」。抒情詩人であり、ロシアの農村を讃えた作品が多いという。
当時のロシアは動乱期であり、エセーニンの心に与えた現象・事実に対する葛藤は私にも心に強く訴えるものがある。

この作品を内村剛介の翻訳と併読しながら、頭に浮かんできたことは、一人の人間が生きていく時,生死を自由にできないことが分かり、何を支えにして生きていくのか、ぶち当たる大きな課題を解決できるかどうかである。考えずに済む人には必要のないことである。

現代の課題は、価値観を異にする自由主義社会と共産主義社会の主な差異は、同じ資本主義的経済を志向しながら、「人、モノ,金」の中の「人権」をどのように扱うかがテーマになっているとみるべきでしょう。

エセーニンの時代には解決しなかった「人権」問題を除外して解決しているとみなすのが中国であり、除外できず解決していないとみているのが米国・西欧諸国である。強権的政治を行っているアジア諸国は中国に近く、民主的政治が支配している日本・韓国は米国・西欧に近いとみるべきでしょう。
No.2
48ヶ月前
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セルゲイ・エセーニン( 1895 年 - 1925 年)、訳:孫崎享  エセーニンはロシアで最も人気のある詩人の 1 人、エセーニンの著作のほとんどはスターリンとフルシチョフの政権下で禁書とされた。エセーニンは自身の手首を切り自身の血で告別の詩を書き、翌日アングレテール・ホテルの暖房配管から首を吊って自殺。 30 歳。ただしこれは公式発表による死因であり、死の真相は未解明。   まだ 生きてるかい、 婆さんや?  俺は生きてる。よろしく、よろしく!  お前さんの小屋の上に 漂わせてよ  夕時の言うに言われぬ光を。   人々が書いてくるんだよ、お前さんが、不安を秘めて、  俺のことを、とても悲しんでるって。  お前さんが 頻繁に道を行き来してるって、   流行おくれの古びたシュシュンを着て。   夕暮れの青ざめた闇のなかで  幾度となく同じことが浮かぶだろ:  誰かが酒場の喧嘩で  俺をぶ厚い短刀で心臓を突き刺したと    何というこ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。