• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

BBCが伝えるバイデン氏の大統領令は、選挙中また就任式までに報道されたものであり、目新しいものはない。

今後の問題は
①コロナ問題は世界的に数年は、感染拡大と縮小を何回も繰り返していくのでしょう。ワクチンがすべてを解決するという考えは間違いであり、ワクチンの果たす役割は、感染しても重症化を防ぐというものであり、高齢者と持病保有者の何割かは救われる人が出てくるだけであり、感染から逃れることはできない。集団抗体免疫獲得がどのように拡大できるかが最終の成功者を生み出すのでしょう。その意味では、感染者が多い国ほど本質的収束に向かうといえるのかもしれない。収束に向かうといっても簡単に収束するのでなく数年かかるとみるべきでしょう。気長に構えることが国民に求められている。政府はそのこと如何にして国民に説明するか。菅首相以下現政権には人材がいないといえる。

②軍事と経済を包括する外交関係の展開のベースは、同盟を基軸にして自由主義国家と権威主義国家で別れていかざるを得ないのではないか.両国家群の軍事経済連携は、無秩序なものでなく一定の制約が機能していくのでしょう。
自由主義国家は、ファイブアイズ(米英豪新カナダに日本が入るかどうか)、G7はD10に衣替えして、インド、オーストラリア、韓国が含まれる、T-12(先進技術国)、クアッド(日米豪インド)のように自由主義国家のネットワークが多重に形成されていくのでしょう。

No.5
46ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1: 「バイデン氏、大統領令に次々署名 「パリ協定」復帰など」( BBC ) ・バイデン米大統領は 20 日、就任から数時間後に、 15 件の大統領令に署名。「パリ協定」への復帰など、トランプ前大統領の主要政策を覆すものも含まれている。 ・最初に署名した大統領令は、新型コロナウイルス危機への連邦政府の対策を強化するよう命じるもの。 ・その後、気候変動や移民などの問題に関し、トランプ前政権がとってきた姿勢を転換する大統領令にも署名。 ・国内で死者が 40 万人を超えている新型ウイルスの流行では、いくつかの対策を続々と実施する予定。連邦政府が所有する建物や敷地では、マスク着用と社会的距離の確保が義務付けられる。感染対策にあたる新たな部局も設立する。また、トランプ政権が進めていた世界保健機関( WHO )脱退の手続きを停止する。 ・バイデン氏は、 2015 年に採択された温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰する手続きの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。