changeさん のコメント
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トランプ氏に対する弾劾裁判は不思議な裁判である。トランプはすでに大統領職を離れている。職を離れた人物に何故弾劾しようとするのか。それはトランプ氏が依然政治的に影響力を持ち、弾劾を行うことで、彼の政治生命を絶つことを望んだと言える。さらに、共和党内にもトランプの影響力を削ぎたいと望む人々も存在し、現に今回7名が弾劾を支持した。 だが今日米国には共和党内に根強いトランプ支持者がいる。 今回の弾劾を巡る動きで、共和党支持者 の85%が弾劾を行うべきでないとしている。さらに共和党支持の傾向にある者に対し、「共和党の指導者達はトランプの指導に従うべきか、別の方向を模索すべきか ] との問いで、トランプに従うべきとするのが 57 %にも上っている。 バイデン政権の動静いかんによっては、トランプが再び米国政治の前面に出てくる可能性がある。 A-1: 事実関係1「トランプ前大統領に無罪 共和造反7人、3分の2達せず―
バイデン氏は、8001万、トランプ氏は7380万。盛り上がっただけに負けた方は悔しさが倍増したともいえる。選挙をすればどちらかが勝ち、どちらかが負ける。不正をトランプ氏は最後まで訴えていたが、組織的な関与がなければ、違反者を問題にしても本質的勝敗に関係しない。この点は、トランプ氏はフェア精神が欠落していた。
プラス面としては、共和党としては、負けたとはいえ7,380万の票を得たわけであり、トランプ氏への敬意は必要であり、評価したから弾劾を阻止したといえる。
マイナス面としては、トランプ支持者はともかくとして、共和党の支持者も議会侵入しての傍若無人の破壊行為は全面的に支持できるものではない。7名ほどの造反者というか、破壊行為を支持しない人が出たのは、米国の民主主義が正常に働いているといえる。
トランプ氏が打ち出した白人一国主義は中国の漢民族主義と共通する部分があり、民主党の経済政策と、貧困対策が米国民に評価されないと、トランプ氏だけでなく、トランプ的発想を持った強力なエセ人物が突然現れてくるかもしれない。民主主義では、中国の共産主義に対抗できないとなれば、自由を制限した国家形態に変質していくのが避けられないのでしょう。力対力の発想は極めて危険であり、米中首脳の責任は極めて重い。
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