mmさん のコメント
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こうして「もしドラ」を小説形式で書くことが決まった。 その加藤さんとの最初の打合せの帰り、ぼくは夜道を歩きながら、携帯電話で実家に電話をした。すると、母親が出た。しかし、この時は夜も遅かったので、すでに寝ていたようだった。 寝ぼけ声で電話に出た母に対し、ぼくは本を書けることになったあらましを簡単に説明した。 すると母親は、眠そうな声で「良かったじゃない」と言った。 それからぼくは、自分の決意を表明するため、それまで心の奥に閉まっていたことを母親に告げた。
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
友達、恋人、仕事仲間に決意を打ち明けられると、ついつい必要以上に応援してしまったり
自分の意見などをそえてしまいがちです。
読んでいて「ハッ」と、自分の普段の受け答えを反省してしまいました。
今回のようなコミュニケーションについてのテーマもまた扱っていただきたいです。
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