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changeさん のコメント

日本の北極観測の歴史は古い。様々な資料が提示されているが、客観性、正確性、非政治性、情報公開の面で関係各国から高い評価を得ている。

今後は北極圏国の政治的思惑やその影響を受ける各国の政策を理解することが重要になってくる。非北極圏国中国の政治的思惑は日本の立ち位置に影響を与えることは否定できない。
ただ、先に述べた通り、日本の北極に関する科学的知見の客観性、正確性は国外から高い評価を得ておりまた中立的な姿勢は警戒心を持たれることが少なく、好意的に受け取られている。
活動を通じて北極圏の環境保全や先住民の権利保護にも配慮、貢献することで国際的プレゼンスを高める機会につながるのではないか。

北方領土は北海航路の起点であり、高性能な港湾施設、資源の精製工場、船舶のメンテナンス設備の常設は不可欠であり、「一帯一路」で債務の罠と各国から批判を受けている中国にロシアが依存するとは考えられない。日本の資金と技術を重視してくると見ている。あくまでもロシアの選択である。
No.5
43ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1  事実関係1 [ スエズ運河の代わりに北極海を ロシアがアピール、中国も「氷上シルクロード」狙い ] (東京新聞、 4 月 3 日) ・エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁した事故を受け、アジアと欧州を結ぶ海路の代替ルートとして北極海航路が存在感を増している。ロシアは低コストや安全性をアピールして売り込みを図り、「氷上シルクロード建設」を掲げる中国は、北極海航路の活用に期待を寄せる。 ・ 北極圏は近年、温暖化で海氷の融解が進み、航行しやすくなっているため、航路としての利用価値が増している。スエズ運河の事故を受け、ロシア・エネルギー省は3月29日、北極海航路について「安全でコスト面で競争力があり、輸送時間も大幅に短縮できる。必ず注目される」とアピールした。  同省によると、2020年には北極海航路が9~10カ月にわたって利用でき、液化天然ガス(LNG)を中心に3300万トンの貨物を運ぶことができた。24
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。