• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

日本の首相は、自民党内の派閥闘争の中で選択されるが、その選択闘争の中で、米国がどのような段階でどのようにして介入してくるかということでしょう。
重要視する点は、当然のことながら
第一は、自民党か、共産党以外の野党のばあい保守系かどうか
第二は、米国に対してどのような発言と行動をしているか。
など基本的には、米国に対する友好度が焦点になるのでしょう。

このような視点で見ると最近では、福田康夫元首相が、記者相手に、切れたような発言をのこして退陣したのが記憶に新しい。当時は安全保障面での米国の要求に応じることができず、投げ出したというのが的を得た言葉なのでしょう。
民主党政権の鳩山、菅元首相は在任中圧力が常にかかり、投げ出したというのが実態を的確に表現したことばなのでしょう。この後の小泉、安倍首相は米国の首脳とは良い関係を築いたが、実務者の間では米国の不満がたまり、退陣せざるを得ない状況に置かれた。

対中国の軍事力強化の要請に日本は答えられなかったことが、米国の不満になっていることの裏返しといえる。今回の首脳会談は、日本の態度が米国に向いているのか、中国と天秤にかけているのかが明確に問われており、逃げ道がなくなっている。施政権を持っている日本が具体的に尖閣にどのような施設を作るかが問われているのでしょう。施設を造らなければ、中国に「いつでも尖閣に中国の施設を作ってください」といっているようなものです。
No.3
42ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
序章①(追加) 「アメリカに潰された政治家たち」は単なる陰謀論か 「アメリカに潰された政治家たち」という表題をご覧になって皆さんはどうお思いになりましたか。 「うん、それはありうる」 「そんなのは誇張だ。単なる陰謀論にすぎない」  政治の世界は知られていないことは極めて多いのです。  私は「日本には戦略がない」としばしば発言しているのですが、大蔵・財務省の次官をされた方に「あなたは日本の政治を現場で知らないから、戦略がないように述べているが、あのドロドロした政治闘争をみると、とても戦略がないといえないですよ」とたしなめられたことがあります。ときおり、政治家や官僚が「その話は墓場までもっと行く」というセリフをすることがあります。時の政権などに都合の悪い話は表に出てきません。それで、何らかの契機で、政権に都合の悪い話が出ると、「それは陰謀論」と言及した人への銃弾が始まります。しかし、物事が表に出ないからと
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。