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changeさん のコメント

中国と領土的には関係のない米国が、一方的に台湾の領土問題を決めるというのは納得できない。

最低限米国は台湾の意向をよく聞いて台湾が納得できる形で決着する必要性がある。大国中国が力で統一しようとすれば台湾の抵抗は当然起きる。反対に、中国本国と違う形態をとれば中国本体の人民から同じような形態をとることの要求が強くなり国家支配ができなくなってしまう。
中国は本国の支配形態が支配者に都合がよいから本国の形態(言論の自由が封鎖される)方式を譲れないことになる。

韓国は後見人の言うことを聞く意思がないのに、北朝鮮は中国・ロシア、韓国は米国と二つに分かれているが、北朝鮮は全面的に中国・ロシアの支配下になることはしない。同じように韓国も米国の言うことを全面的に聞かない。お互いに、北朝鮮は米国と交渉し、韓国は中国に接近している。

近隣諸国で中国と米国の綱引きがあり、日本は米国依存の方向性を明確にしていかなければならなくなっている中で中国との兼ね合いをどのようにしていくか、非常に難しい状況にある。中国に対しては態度を明確にしていく方が得策のような気がしている。バランスをとろうと心配するのは馬鹿げているのかもしれない。
No.2
36ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1  周恩来・キッシンジャー機密会談録  米中間においては、台湾問題は極めて重大な問題です。  米中が関係を改善しようとした時に、いかなる約束を米国はしたでしょうか。『 周恩来・キッシンジャー機密会談録』を見てみます・  第一回会合   1971年7月9日 ・周恩来首相:合衆国政府は台湾は中国の一部だと考えていました。1949年から 50年の初めのころです。それまでに台湾はすでに祖国に復帰していました。中国が祖国です。 米国は、台湾に対してもほかの中国の領土に対しても、領土的な野心はないと述べていました。それゆえ合衆国は中国の内政問題に干渉する意思はなく、中国の人民に内政問題の解決を任せる、と宣言していました。 その姿勢は当時のどの文書にも書かれていました。 その後しばらくして朝鮮戦争が勃発し、貴方方は台湾を包囲し、、台湾の地位は未定だと宣言しました。今日にいたるまで、貴国のスポークスマンはそれが貴国の立場
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。