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changeさん のコメント

宮本武蔵の「枯れ木鳴鵙図」の「水墨画」をどのように見るか。
身じろぎせず鋭く目を据える「鵙」と枝を這い上がる「虫」に対する「枯れ枝」と「低木」は「静と動」を見事に表現されている。

人生を自覚した宮本武蔵にとっては、心静かにして「生老病死」をどのように見つめ、どのように具現化した日常生活を送るかが、究極の「道」なのでしょう。

この境地に至れば、自己を忘れて描く「水墨画」は、筆を動かす意識なしに筆を動かしておられるのでしょう。今現在の気持ちを全身で表現すると、人の心を打つものが顕現するし、自分が表現した「水墨画」にある種感嘆の気持ちを抱かれたのではないか。

対比的に横山操の「絶筆」を孫崎さんは「自分に終わりがきた」ことを描いていると表現しておられる。私は、雪道が消えていくというのでなく、消えていく表現された世界の先に「豊かな世界」が開けていると見たい。その方が、宮本武蔵の「枯れ木鳴鵙図」に応えていると見たい。
No.2
36ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。