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changeさん のコメント

前のブログに何故か中国の食糧自給率が100%というコメントがあった。

中國には食料自給率が失業率と同じように統計資料にないので確かなことは分からない。様々な出来事から類推していくしかないが、100%というのは確率的に低いのではないか。私は70%~75%ではないかと類推している。

その事由は
①農作生産が政府通りであれば、なぜ昨年も一昨年を上回るほどの穀物輸入をするのか。
②昨年4月「反食品浪費法」、11月に「穀物節約行動令」を出したか。
③穀物の世界新規在庫増の半分を占めている。なぜ大量在庫を積み増すのか。

世界は穀物不足が叫ばれており、中国が「一帯一路」で関係の深いアフリカの国々では食糧不足でユネスコなどが寄付を募っている。中国は食糧状況が100%であれば、常識的には食糧支援するのが普通である。中国が単独で職掌支援していることを聞いたことがない。

中国の自給率が100%であれば心配することがないが、70~75%であると、人口減が急速であり、高齢化もすごいスピードで迫っています。中国が注力しなければならないことは、軍事、コンクリートではなく、農村の近代化ではないか。
農地も農民もいるし資金力も大きいので、投資していけば自国だけでなく最貧国の食糧供給に寄与する。中国が世界から称賛されるのでしょう。中国は方向性が真逆のことをしている。
No.5
33ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。