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> 人は独りになった時、究極の絶望に陥るものだからだ。
辛氏の実体験からと思うが、個人的には、精神的に追い詰められた時、「息継ぎ」させてくれる者が周りに一人もいない状況が人を「究極の絶望」に陥れると感じる。
> 2000年の石原(慎太郎)三国人発言に対する抗議活動は、社会の分断と大量殺戮につながる差別扇動を止めるためだった
近頃亡くなったようだが、“「卑劣さ」「小心」「嘘つき」を捏ねて団子にしたような男”との人物評は正鵠を射ているだろう。ヨットの堀江謙一氏が達成した世界一周(1974)を完全否定、戦時のベトナムへ行って米軍側から解放軍側に向かって大砲を撃とうとするのを石川文洋氏に制止された、グレーバンク・トーキョーが無様にポシャって血税1400億円ドブ捨て...これだけでも十分だ。
ご紹介の辛氏の論は かつて週刊金曜日等でも目にしたと思うが、他の論者等からも同様の発言を少なからず聞いてきた。即ち、これも私にとっては耳タコ論になっている。だが、そうなる理由は孫崎さんの耳タコ論と同じだろう。日本人が長らく侵され続けている「生活習慣病」を治そうとしないからだ。
<個人と社会(国家)におけるマイノリティの生き方>を問うていると見たい。
若い時個人が社会との調和で苦しむ「自我」との戦いは長年続くが、調整がつけば社会生活はスムーズにいく。
スムーズにいかないと、はけ口を社会、政府、国家に求め、己の主張を正当化しようとする。反社会的行動、反国家的行動が生きがいになる。
己との調整がついた人は、自分の目標を定め、目標達成のため必死に勉強し目標達成の準備をする。職業に就けば自分の目標と業務の調整をしながら、目標を実現していく。様々な障害があり余儀なく変更せざるを得ないときがある。必ずしも自分の考えが達成できるとは限らない。それが人生なのでしょう。
自己研鑽を社会改革に特化した人たちのことは、私には興味がない。基本的には政治家になって実現していくものでしょう。市民の立場で自己主張を実現するには壁が多すぎる。突破できる自信があればいいがほとんどが学問とか職業(マスコミ、評論家)で生活費を稼ぎ生活していくのでしょう。
石原慎太郎氏が今日のポイントでしょうか。でも、彼はお亡くなりになったから合掌で終わるべきでしょうかね。
ただ、私の大好きな女性群の一人である辛淑玉さんがテーマでもありますから、一言。
辛さんは石原慎太郎氏のことを「男根主義者だ」とおっしゃったのです。この主義は日本の政治社会に通底するもので日本政治社会の本質だと私も思っていますから、さすがだなと私は彼女に感心しております。
石原慎太郎氏は小説家であり政治家でした。同じ小説家でも男根主義に忸怩たる思いを込めて小説を書いた同じ芥川賞作家が中上健次でした。彼の作品、「枯木灘」はいつ読んでも私を感動させてくれます。中上氏は専門のプロの小説家と言えましょう。
石原慎太郎氏の政治に於けるその主義は晩年思わぬハップニングが起こって私びっくりしました。英語で言えば、FLIPーFLOPとも言えましょう。意味が分からない方は、お手数ですが、辞書を引いて下さい。専門的には「逆転」とか言われてますが、定かではありません。
晩年、石原慎太郎氏は橋下徹をこよなく好きになったのです。それは、まさしく、私の眼には「逆転」つまり、FLIP-FLOPに見えました。
>>2
ねるほどそうですか。私のグランパもそういうことを言ってました。実に懐かしい。
前のブログに何故か中国の食糧自給率が100%というコメントがあった。
中國には食料自給率が失業率と同じように統計資料にないので確かなことは分からない。様々な出来事から類推していくしかないが、100%というのは確率的に低いのではないか。私は70%~75%ではないかと類推している。
その事由は
①農作生産が政府通りであれば、なぜ昨年も一昨年を上回るほどの穀物輸入をするのか。
②昨年4月「反食品浪費法」、11月に「穀物節約行動令」を出したか。
③穀物の世界新規在庫増の半分を占めている。なぜ大量在庫を積み増すのか。
世界は穀物不足が叫ばれており、中国が「一帯一路」で関係の深いアフリカの国々では食糧不足でユネスコなどが寄付を募っている。中国は食糧状況が100%であれば、常識的には食糧支援するのが普通である。中国が単独で職掌支援していることを聞いたことがない。
中国の自給率が100%であれば心配することがないが、70~75%であると、人口減が急速であり、高齢化もすごいスピードで迫っています。中国が注力しなければならないことは、軍事、コンクリートではなく、農村の近代化ではないか。
農地も農民もいるし資金力も大きいので、投資していけば自国だけでなく最貧国の食糧供給に寄与する。中国が世界から称賛されるのでしょう。中国は方向性が真逆のことをしている。
>>5
なるほど、そういう類推もありますか。参考にいたします。