• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

<NATO当初結成時の12か国と後から加盟した国が18か国あるが、結成当時の国と後から加盟した国では、ロシアに対する視線が全く違っていると認識している。>

当初加盟したドイツ、フランス、イタリアなどはロシアと互恵意識があり、エネルギーはじめ経済的つながりは深まっていたとみている。問題は後から加盟した国はロシアに対する憎悪と敵対意識が強くNATOに加盟していったとみると、後から加盟した国々はウクライナと連帯意識が強いというより運命共同体意識が強いといえる。

このような状況下において、特にドイツ政府はエネルギーだけでなく様々な分野でロシアと協力関係にあり敵対的関係は持ちたくなかったのではないか。野党だけでなくNATO加盟国のロシア敵対が強くなれば孤立化の道を歩むことになるが、米国の方針が出れば従わざるを得なかったのでしょう。

ロシアはなぜ多くの国がロシアを恐れNATOに走ったか、自問自答しなければならない。ロシアに絶対に勝てない国々がNATOに加盟し反旗を翻しているだけでなく、スエーデンなどが新たに加盟を申請している。近隣諸国がロシアを嫌っていることは、どのように考えてもロシアにプラスにならない。相手を批判する前にロシアに問題があるとみるのが自然でしょう。
No.8
29ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。