記事へ戻る changeさん のコメント change 元外交官の孫崎さんがなぜこのようなことを言われるのかわくわからない。現実を見る必要性があるのではないか。 ウクライナの領土の実態を見れば目を覆いたくなる。ロシアの食糧略奪、ロシア兵の殺害の生の実態を見せられ、ロシアを平等に見よといっても、不可能でしょう。 西側のフェイクだというのであれば、ロシアの報道機関を西側に開放するべきでしょう。報道規制していて西側の報道をフェイクだということはできない。 外交事に正義などなく、国々が正義だと主張する。外交力=軍事力と経済力をバックにした交渉が行われ解決する。双方の納得が得られなければ、戦争に発展する。 戦争で多くの国の理解を得るためにマスコミを利用するのは一つの方法である。日本は米国と安全保障条約を結んでおり、自ずからウクライナ寄りになり、ロシアとは距離を置かざるを得ない。致し方ないことでしょう。 今回の戦争の発端は14年2月に独仏の仲介により、ロシアとウクライナの4者首脳会議で停戦協定を結んだ。 問題は、双方の主張が過激になっていった。 ロシアは、ウクライナ政府の東部での親ロシア人に対する差別が虐待に近いと主張。 ウクライナ政府はロシアが東部に軍事介入して影響力を強めていると主張。 どちらが正しいのかわからないが双方の主張が交渉によってまとまるような状況下になかったといえる。 ロシアは巨大な軍事力で数日でウクライナ政府軍を壊滅できると自信を持っており、ウクライナ政府は東部が奪い取られている状況を元に戻したいと戦争を覚悟していたのではないか。 どのような内容で停戦に持ち込むか非常に難しい。巨大な軍事国家プーチンがどのような解決策を持っているか、ウクライナが飲める解決策かであるが、領土問題は解決しないというのが歴史的事実である。日本の場合を考えてみればよい。北方領土も竹島も尖閣も解決していない。日本で解決しないことがウクライナで解決することはない。 14年のロシアクリミヤ併合から端を発しているのではないか。 No.2 30ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 孫崎享「ウクライナ問題で悪いのはプーチン大統領だけなのだろうか?」 日本外交と政治の正... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change 元外交官の孫崎さんがなぜこのようなことを言われるのかわくわからない。現実を見る必要性があるのではないか。 ウクライナの領土の実態を見れば目を覆いたくなる。ロシアの食糧略奪、ロシア兵の殺害の生の実態を見せられ、ロシアを平等に見よといっても、不可能でしょう。 西側のフェイクだというのであれば、ロシアの報道機関を西側に開放するべきでしょう。報道規制していて西側の報道をフェイクだということはできない。 外交事に正義などなく、国々が正義だと主張する。外交力=軍事力と経済力をバックにした交渉が行われ解決する。双方の納得が得られなければ、戦争に発展する。 戦争で多くの国の理解を得るためにマスコミを利用するのは一つの方法である。日本は米国と安全保障条約を結んでおり、自ずからウクライナ寄りになり、ロシアとは距離を置かざるを得ない。致し方ないことでしょう。 今回の戦争の発端は14年2月に独仏の仲介により、ロシアとウクライナの4者首脳会議で停戦協定を結んだ。 問題は、双方の主張が過激になっていった。 ロシアは、ウクライナ政府の東部での親ロシア人に対する差別が虐待に近いと主張。 ウクライナ政府はロシアが東部に軍事介入して影響力を強めていると主張。 どちらが正しいのかわからないが双方の主張が交渉によってまとまるような状況下になかったといえる。 ロシアは巨大な軍事力で数日でウクライナ政府軍を壊滅できると自信を持っており、ウクライナ政府は東部が奪い取られている状況を元に戻したいと戦争を覚悟していたのではないか。 どのような内容で停戦に持ち込むか非常に難しい。巨大な軍事国家プーチンがどのような解決策を持っているか、ウクライナが飲める解決策かであるが、領土問題は解決しないというのが歴史的事実である。日本の場合を考えてみればよい。北方領土も竹島も尖閣も解決していない。日本で解決しないことがウクライナで解決することはない。 14年のロシアクリミヤ併合から端を発しているのではないか。 No.2 30ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 孫崎享「ウクライナ問題で悪いのはプーチン大統領だけなのだろうか?」 日本外交と政治の正... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
ウクライナの領土の実態を見れば目を覆いたくなる。ロシアの食糧略奪、ロシア兵の殺害の生の実態を見せられ、ロシアを平等に見よといっても、不可能でしょう。
西側のフェイクだというのであれば、ロシアの報道機関を西側に開放するべきでしょう。報道規制していて西側の報道をフェイクだということはできない。
外交事に正義などなく、国々が正義だと主張する。外交力=軍事力と経済力をバックにした交渉が行われ解決する。双方の納得が得られなければ、戦争に発展する。
戦争で多くの国の理解を得るためにマスコミを利用するのは一つの方法である。日本は米国と安全保障条約を結んでおり、自ずからウクライナ寄りになり、ロシアとは距離を置かざるを得ない。致し方ないことでしょう。
今回の戦争の発端は14年2月に独仏の仲介により、ロシアとウクライナの4者首脳会議で停戦協定を結んだ。
問題は、双方の主張が過激になっていった。
ロシアは、ウクライナ政府の東部での親ロシア人に対する差別が虐待に近いと主張。
ウクライナ政府はロシアが東部に軍事介入して影響力を強めていると主張。
どちらが正しいのかわからないが双方の主張が交渉によってまとまるような状況下になかったといえる。
ロシアは巨大な軍事力で数日でウクライナ政府軍を壊滅できると自信を持っており、ウクライナ政府は東部が奪い取られている状況を元に戻したいと戦争を覚悟していたのではないか。
どのような内容で停戦に持ち込むか非常に難しい。巨大な軍事国家プーチンがどのような解決策を持っているか、ウクライナが飲める解決策かであるが、領土問題は解決しないというのが歴史的事実である。日本の場合を考えてみればよい。北方領土も竹島も尖閣も解決していない。日本で解決しないことがウクライナで解決することはない。
14年のロシアクリミヤ併合から端を発しているのではないか。
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