• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

民主主義社会同士で価値観の差をどのように考えるかといえば、孫崎さんご指摘を理解できる。

民主主義社会と独占専制社会との価値観の差を外交交渉でどのように解決するかというと、独占専制社会に非常に困難な問題が横たわっている。
1.権力構造 支配者の選別は選挙でなく、支配者と被支配者が区別されている。権力者の意志が国家意思となる。
2.利権構造 外交交渉で相手国の独裁者と利権の独占が行われる。国家企業と民間企業に差別があるだけでなく超越的支配が実施される。
3.軍事力の際限なき拡大 人民の所得より自己満足が優先する。
4.若年者に将来的夢が期待できない 現在の中国の大卒の就職率が50%を切りそう。アラブの春現象が出てくる。
5.エネルギー、食糧の独占 相手国に対する恫喝材料とする。

サウジの米国基地は、サウジ王族の判断で独断的に行われているのであろうが、米国と王族の利権の分配がすべてを包括しているのではないか。
日本でも基地問題はあるが、安全保障の確保から91%の人が、大いにと賛成を占めている。孫崎さんのご指摘通り時と状況の変化に対応して国民の意思は2002年当時より中国の海洋進出、安全保障環境の著しい変化から基地の重要性を認識する人が増えている。政府が十分考慮していかなければならないことでしょう。
No.1
30ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。