記事へ戻る changeさん のコメント change 多岐にわたるご提言であり一つ一つのテーマが重い課題である。現在、将来どのように生きるかという課題が含まれているのではないか。 私にとっての課題は、第6章の3(平和を創る道)であり、この問題が解決すればすべて解決できると考えている。 「譲歩の最大のメリットは、譲歩で譲ったものと、譲歩しないときに新たな展開で失うものと比較した場合、後者が比較にならないほど大きいのです。」 「人権」の考え方ひとつである。日本人は西欧人に比し「人権」に対する見方が甘いというか、「与えられたもの」という見方が多い。人類の歴史を見れば、「人権」は与えられたものでなく、支配者階層から奪い取ったものであり、「人権」に対しては与えられたもの「空気」のように考えるものではない。「人権」意識が中途半端なため譲歩という見方が出てくるのではないかと見ています。 米国と対峙する中国は、支配者階層と被支配者階層が分かれており、西欧の人権闘争を経ていない。大きな転換点は「天安門事件」であったが、日本は西欧に組した行動をとらなかったというより、「人権」意識が育っていなかったというべきでしょう。 当時は中国自身の問題であったが、今回は、同じ「人権」の問題であるが、戦争になりかねないというより戦争を意識しなければならない分岐点であり、譲歩という選択はないと考えている。西欧と同じように「人権」は譲れないという政府の行動を支持している。「人権」に対する考え方を中国が譲歩するという見方をとらなければならないのではないか。そのためには戦争を恐れてはならない。西欧諸国と一緒になって中国と対峙すべきでしょう。どっちつかずの選択はないのではないか。 No.1 31ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 目次紹介:平和を創る道の探求:-ウクライナ危機の糾弾制裁を超えて、第一章露のウクライナ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change 多岐にわたるご提言であり一つ一つのテーマが重い課題である。現在、将来どのように生きるかという課題が含まれているのではないか。 私にとっての課題は、第6章の3(平和を創る道)であり、この問題が解決すればすべて解決できると考えている。 「譲歩の最大のメリットは、譲歩で譲ったものと、譲歩しないときに新たな展開で失うものと比較した場合、後者が比較にならないほど大きいのです。」 「人権」の考え方ひとつである。日本人は西欧人に比し「人権」に対する見方が甘いというか、「与えられたもの」という見方が多い。人類の歴史を見れば、「人権」は与えられたものでなく、支配者階層から奪い取ったものであり、「人権」に対しては与えられたもの「空気」のように考えるものではない。「人権」意識が中途半端なため譲歩という見方が出てくるのではないかと見ています。 米国と対峙する中国は、支配者階層と被支配者階層が分かれており、西欧の人権闘争を経ていない。大きな転換点は「天安門事件」であったが、日本は西欧に組した行動をとらなかったというより、「人権」意識が育っていなかったというべきでしょう。 当時は中国自身の問題であったが、今回は、同じ「人権」の問題であるが、戦争になりかねないというより戦争を意識しなければならない分岐点であり、譲歩という選択はないと考えている。西欧と同じように「人権」は譲れないという政府の行動を支持している。「人権」に対する考え方を中国が譲歩するという見方をとらなければならないのではないか。そのためには戦争を恐れてはならない。西欧諸国と一緒になって中国と対峙すべきでしょう。どっちつかずの選択はないのではないか。 No.1 31ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 目次紹介:平和を創る道の探求:-ウクライナ危機の糾弾制裁を超えて、第一章露のウクライナ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
私にとっての課題は、第6章の3(平和を創る道)であり、この問題が解決すればすべて解決できると考えている。
「譲歩の最大のメリットは、譲歩で譲ったものと、譲歩しないときに新たな展開で失うものと比較した場合、後者が比較にならないほど大きいのです。」
「人権」の考え方ひとつである。日本人は西欧人に比し「人権」に対する見方が甘いというか、「与えられたもの」という見方が多い。人類の歴史を見れば、「人権」は与えられたものでなく、支配者階層から奪い取ったものであり、「人権」に対しては与えられたもの「空気」のように考えるものではない。「人権」意識が中途半端なため譲歩という見方が出てくるのではないかと見ています。
米国と対峙する中国は、支配者階層と被支配者階層が分かれており、西欧の人権闘争を経ていない。大きな転換点は「天安門事件」であったが、日本は西欧に組した行動をとらなかったというより、「人権」意識が育っていなかったというべきでしょう。
当時は中国自身の問題であったが、今回は、同じ「人権」の問題であるが、戦争になりかねないというより戦争を意識しなければならない分岐点であり、譲歩という選択はないと考えている。西欧と同じように「人権」は譲れないという政府の行動を支持している。「人権」に対する考え方を中国が譲歩するという見方をとらなければならないのではないか。そのためには戦争を恐れてはならない。西欧諸国と一緒になって中国と対峙すべきでしょう。どっちつかずの選択はないのではないか。
Post