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フレデイ タンさん のコメント

敗戦直後の東大総長はソ連も参加する講和条約を主張したのです。残念だが、世界がチャーチルの冷戦に突入していて実現しなかったのです。日本の課題は先生がおっしゃる通り周辺諸国と灰色でもいいがとにかく交流関係を結ぶことではないでしょうか。その意味では、自民党の田中氏、小泉氏がそれぞれ中国、北朝鮮と国交を結ぼうとしたことは今こそ高く評価しなくてはならないと私は考えます。

今や日本は嫌中嫌露嫌韓全体主義に沸き返っていて尋常じゃありませんね。日本のメデイア、自民党の諸君、一般民も巻き込むネトウヨの言葉は中国に対して失礼極まりないのです。早急に反省すべきだと思うのです。

中国はこのような日本をもはや相手にしておりません。プーチンは一部の嫌露分子が露語話者をジェノサイドするに至って実力行使を行ったのですが、中国は日本の差配者たる米国と灰色の関係を構築することにしました。

今年に入って、北京冬季オリンピックが始まる時にプーチンと習近平は国連主義を標榜しました。この国連は幼いネトウヨは知らないだろうが、ロックフェラー財団がマンハッタンにある土地を提供したことから始まったのです。土地を提供するぐらいだから国連憲章にも目を通していたことは当然です。マンハッタンにはウオール街がある。ウオール街のパトロンはロックフェラー家です。

もう一つ。日本のネトウヨが知らないことの深刻な問題はロックフェラー財団の存在意義をロシア人も中国共産党も積極的に認めているという厳然たる事実です。

続く
No.7
30ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。