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中庸左派さん のコメント

>>20

りゃん様

さて、そろそろ親米趣味のあなたに、私からの、残された質問に応えてもらってもよいかな、思いまして、再掲いたしました。以下は、先日、拙論に対して、あなたからの懇切かつ誠意ある応答をいただいたにもかかわらず、私が週末のほろ酔いから寝入ってしまい、失礼を働いた挙げ句、積み残しになってしまった私からの質問と意見です。

 日頃、あなたのご意見、御高説は、このブログを通じて拝読しておりました。一致点を見出し、共通の認識に至る必要性はないとは、考えています。しかし、何故、あなたがそのように考えるのか、論理的整合性を、私なりに見いだせるか、の一点に興味があります。恐縮ですが、私の興味にお付き合いいただけると幸いです。

 以下は、先日の再掲です。

>そりゃもちろん、ここでロシアを許せば、この先ももっともっと侵略戦争をやるからですよ

 「自国民」を保護する、又は民族自決権を支援することが侵略なら、あなたが殊更問題視するウイグル人の現状に関して国際社会は何も言うべきではありません。他国が民族自決権を認めることは「侵略」なのですから。

 さて、改めて問いましょう。民族自決権を求める軍事作戦は、侵略ですか?

>ウクライナ自身が命が惜しいので戦わないというのなら別ですが、戦うというのなら、支援するのは当然です。

 要するに、命を賭けて戦え、手助けしてやるから、ですか?「自殺幇助」ですか?人道に反します。実際、ゼレンスキーはアメリカの傀儡ですし、武器供給により、ウクライナ人の生贄を差し出しながら、無理矢理戦わされている側面もあるのでしょう。そして、そのことを外野席からヤレヤレと応援する無邪気な観戦者がいる。おぞましいことです。

>わたしが信頼する識者は、「双方が」破ったといいます

双方が「破った」ならば、何故ロシアだけが「侵略」なのですか?

>今の瀋陽あたりに最近日本人の集落(10万人くらい)が発見されたとして、もし中国人に迫害をうけたら、日本は軍隊だして助けに行っていいんですかね?

 その想定はあり得ない、という意味で無意味です。理由は①日常的に内戦状態であり、民族浄化にさらされているという現実がない。②日本は中国と戦争しても(中国に侵攻しても)勝てない。

 私は現実的論理的に話しています。ロシアウクライナ戦争は上記2点の条件が合致したから、可能となった。という理解です。従って、私のロシアに対する評価は、傍若無人な侵略ではなく、政治的軍事的合理性に叶った「特別軍事作戦」です。

 従って、日本は瀋陽だろうとどこだろうと、中国に対して勝てない戦争を選択するべきでありません。だから、自衛隊は邦人保護だろうとなんだろうと、現実的に中国に侵攻出来ません。即ち、政治的軍事的合理性がありません。そもそも、海外駐在員とかその家族なら、国外退去になるでしょう。邦人保護名目で、自衛隊が海外に侵攻するなんてストーリーは、想像力に富みすぎでは?

 
 
No.25
21ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。